スポーツ

大谷翔平 女房役から学んだ落ちる球とスペイン語の二刀流

アメリカでも自然体(AFP=時事)

 投手としては初登板初勝利、2試合目には7回1死まで無安打12奪三振、打者としては初打席初安打、そして出場2試合目から3試合連続本塁打。メジャーリーグで鮮烈な二刀流デビューを飾ったエンゼルス・大谷翔平(23)。

 オープン戦の不調からは見違えるような活躍。決め球にスプリットを多投し、打席ではすり足打法に切り替えるなど、投打ともに対応能力の高さを証明した格好だが、記者の間では“女房役”の存在も好調の一因と指摘されている。

「捕手のマーティン・マルドナード(31)との相性がすこぶるいい。スプリットを思い切って投げ込めたのも彼のアドバイスが大きかった。マルドナードは努力家で知られ、大谷の入団決定後は、すぐに球団に頼んで日本時代の大谷のビデオを取り寄せて球筋を研究したそうです。

 キャンプ地のアリゾナで変化球が上手く決まらなかった時も“乾燥した気候の影響だから”とフォローして修正させた。大谷も“低めの落ちる球をそらさず丁寧に捕球してくれる”とコメント。すでに心強い存在になっている」(現地記者)

 元ヤンキースのホルヘ・ポサダ、モリーナ3兄弟など名捕手を輩出してきたプエルトリコ出身。昨季はゴールデングラブ賞を獲得し、「捕手出身のマイク・ソーシア監督は全幅の信頼を置いており、メジャー最高の守備型捕手との呼び声も高い」(同前)という。

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン