芸能

山口達也にもう一度チャンスを、支援者に広まる復帰待望論

1年に及ぶ闘病で体調はかなり良くなっているという山口達也(写真は2018年4月)

「山口さんと懇意にしている一部のテレビ局スタッフは、事件から1年経った今、復帰の道を探せないかと話しています。ファンからも山口さんの復帰を期待する声が多数届いています。新しい時代の到来に合わせて、彼に“もう一度チャンスを”という考えが、彼の支援者の中で広がりつつあります」(芸能関係者)

 1年前の4月26日。ホテルニューオータニ東京に、大勢のマスコミが集まった。

 その中心にいたのは山口達也(47才)。山口は泥酔した状態で、番組で共演した女子高生を自宅に招き、酒を飲ませた上でわいせつな行為をした容疑で書類送検され(その後、起訴猶予処分)、謝罪会見を開いた。

 体を震わせ、目に涙をため、頭を下げる。「TOKIOに席があるなら戻りたい」と苦しい胸中を明かしたが、TOKIOを脱退し、芸能界から去った。

「会見後、山口さんは東京近郊にある心療内科専門病院に入院。6年以上前から苦しんでいた躁うつ病の治療を始めました。その後、実家近くにあるメンタルクリニックに力を入れる病院に転院し、豊かな自然環境のなかで専門治療を受けていました」(前出・芸能関係者)

 昨夏、山口は事件現場となったマンションを解約。2016年に離婚した元妻と子供たちと過ごした、都内高級住宅街にある豪邸も売却した。その元妻と子供はハワイで生活しているといい、山口がそこに合流するという説もあった。

「そんなことはなく、実際は両親やお兄さんがサポートしているそうです。当初、山口さんは精神的に落ち着かず、体重の増減もありましたが、年明けからはだいぶ落ち着いています。現在は、都内でお兄さんと一緒に暮らしているそうです。

 外食をすることもあり、先日は弟さんと一緒に北京ダックを食べたと聞きました。周囲からは福島にボランティアに行くことをすすめられたり、気分転換にTOKIOでやっていたベースを弾いてみてはどうかと提案され、本人も少しずつ行動範囲を広げているようです」(山口の知人)

 1年に及ぶ闘病で、山口の体調はかなりよくなっているという。

 TOKIOは今年デビュー25周年を迎えた。アニバーサリーイヤーだが、ライブツアーの予定もアルバム発表の予定もない。

 4月17日の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)でグループ結成秘話を明かしたが、山口に言及されることは一度もなかった。

「確かに山口さんの騒動の余波はまだ消えていない。25周年の関連イベントも一切なし。メンバーはここ1年、一度も山口さんの名前を出していません。でもそれは彼のためを思ってのこと。

 メンバーは自省を続けていますし、山口さんのことを気にかけながらも、そう簡単には許してはいけないという毅然とした態度をとり続けている。でも、解散はしていないというのが1つの答え。そんな彼らを見て“もう一度5人で”と後押しする声が周囲からあがり始めたようです」(テレビ局関係者)

 山口の復帰への道は当然厳しい。TOKIO25周年の9月21日をどう迎えるのだろうか。

※女性セブン2019年5月9・16日号

関連記事

トピックス

NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
カラオケ大会を開催した中条きよし・維新参院議員
中条きよし・維新参院議員 芸能活動引退のはずが「カラオケ大会」で“おひねり営業”の現場
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
襲撃翌日には、大分で参院補選の応援演説に立った(時事通信フォト)
「犯人は黙秘」「動機は不明」の岸田首相襲撃テロから1年 各県警に「専門部署」新設、警備強化で「選挙演説のスキ」は埋められるのか
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン