芸能

杉本彩が「学園祭女王」時代を回顧 セスナでハシゴも

セクシーな女優の原点は学園祭だった(写真/ロケットパンチ)

 日本を代表するセクシーな女優・杉本彩は、かつて「学園祭の女王」と呼ばれ、全国の大学の学園祭を渡り歩いてその後の人気の地歩を固めた。杉本が当時を振り返る。

 * * *
 最盛期の1988年から1990年初頭まで年間20校は回っていましたね。数だけ聞くと少なく感じるかもしれませんが、学園祭は10月と11月で集中しているので、一日に2校回るのが限界なんです。北は北海道から南は九州まであらゆる大学を回りましたが、東京の大学から地方へ“はしご”する日はセスナで移動したこともありました。

 いろいろと回った中でも印象的なのは防衛大学校ですね。ステージに出た途端、凄まじい熱気とパワーで満ち溢れていて、「ウォ~ッ!」という雄叫びを浴びて登場。圧倒されました。ステージ後半では、学生数人が上半身裸になって脱いだ服をブンブン振り回して大盛り上がり。

 怖かったかって? まったく怖くない! むしろその逆で、皆さんの爆発寸前のこの期待感に対し、どんなステージならご満足いただけるかと闘志が漲りましたね。声を張り上げ、胸を張って、まずは会場を一丸にしないとって必死でした。何かの記事で“まるでマリリン・モンローの兵士慰問のようだった”と書かれたほどです(笑い)。

 でも、だからって男性にばかり注目されてたわけじゃないんです。意外に思われるかもしれませんが、女子短期大学からもかなり呼ばれました。当時はデビュー曲『BOYS』に合わせてノースリーブにショーパンの“半ケツルック”をしていたり、『ゴージャス』では“Tバックでボンテージ”と、かなり攻めた衣装でした。女のセクシーさを全面に出す、それが自立した「カッコいい女性像だ」っていう新潮流を打ち出したんだと思う。当時の女子大生にとっても憧れのアイコンだったんじゃないかしら。

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン