ビジネス

パチンコライター・ナミが提案 「ホールの行列」をなくす方法

パチンコ店開店前の行列はなくなるのか(時事通信フォト)

パチンコ店開店前の行列はなくなるのか(時事通信フォト)

 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が段階的に解除されていることで、長らく休業を余儀なくされてきた事業者にも、ようやく経済活動の再開ムードが漂っている。だが、自粛期間中も営業を続ける店が出るなどして批判を浴びたパチンコ業界は、大手を振って全面再開とはいかなそうだ。女性パチンコライターのナミが、コロナ後のパチンコ店を展望する。

 * * *
 自粛が明けたら真っ先に打ちたいパチンコ機種は、『フィーバー戦姫絶唱シンフォギア2』。パチンコライターのナミです。

 5月14日、パチンコ業界に関わる人にとっても注目の政府発表がありました。39県における緊急事態宣言の解除。そして5月21日には大阪、京都、兵庫の3府県も解除されました。これにより数多くのホールが営業を再開し始めています。

 ただ、県外からの来店自粛呼びかけや、マスク着用での遊戯など感染症対策をしっかりしたうえでの再開ということで、まだまだ油断できる状況にはありません。新型コロナによる感染症は、世界規模にイレギュラーかつ誰も経験したことがない脅威で、その防止策として何を判断するにも正解はないと思います。

 5月13日、「パチンコ店でのクラスター発生事例はなかった」として東京都医師会から緊急謝罪がありました。パチンコ業界で働く人間としては、クラスター事例として挙げられたのが間違いだったことが明らかになって安心した反面、パチンコ店が批判されている時に、業界を守る発言ができなかった後悔の気持ちが沸き上がってきました。

 事実、どこのパチンコ店でもクラスターは発生していませんでしたし、多くの店で空調や徹底した消毒体制により感染リスクを減らす努力をしていることは知っていましたが、そうした取り組みや自分の考えをSNSで発信する勇気がありませんでした。自分の意見がどこまで正しいのか自信を持てなかったからです。正解がない物事に対して発言をするのは本当に難しく、自分自身の強い意志が必要になってくると改めて実感しました。

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン