芸能

電撃復活の男闘呼組・成田昭次、とんかつ店で“揚げ担当アルバイト”しながら再結成

現在の男闘呼組(成田のInstagramより)

再結成した現在の男闘呼組(成田のInstagramより)

 伝説の第二章が始まる──そんなナレーションとともに、緑のレーザー光線の中から現れた4人の男たち。懐かしいロックメロディーを奏でたのは1989年のヒット曲『TIME ZONE』。いまや全員が53才。それでも、バブル時代にタイムスリップしたかのような開襟シャツ、ヒョウ柄のセットアップ、白黒のゼブラスーツと“不良”な装いは、29年前から何も変わっていない。令和の言葉で表すなら、まさに“イケオジ”そのものだ。

 4人組ロックバンド・男闘呼組が、7月16日に放送された『音楽の日2022』(TBS系)で復活した。まさに電撃的だった。前日15日にネット上で突然、番組への出演を発表。番組内では「デビュー35周年の来年8月まで期間限定で活動。10月にはライブ開催」と、今後の予定も公表された。TBS関係者が明かす。

「放送後、ツイッターのトレンドワードで『男闘呼組』が1位となり、サプライズは大成功。収録時には彼らの後輩で番組MCの中居正広さんが、“どうしても見たい”とスタジオに足を運び、5人で記念撮影までしていました」

 1988年にデビューした彼らはジャニーズ事務所60年の歴史上で最も硬派といわれ、そのはかなさも加わり、長らく伝説と化していた。『音楽の日2022』でも披露した名曲『TIME ZONE』や『DAYBREAK』などでオリコン1位を獲得。1980年代末期には光GENJI、少年忍者とともに「少年御三家」と呼ばれ、東京ドーム単独コンサートも行うなど、一世を風靡した。しかし、終わりは突然訪れた。芸能記者が当時をこう振り返る。

「4人の主演舞台の千秋楽だった1993年6月30日。いきなり高橋和也さんが事務所を解雇され、バンドも活動休止、事実上の解散となりました」

 前田耕陽が1995年、成田昭次も1998年に退所。岡本健一のみジャニーズに残り(2021年11月にエージェント契約)、4人は俳優やソロのアーティストとして別々の道を歩んでいた。

 そんな中、往年のファンを驚かせる大事件が起きる。2009年、成田が大麻取締法違反で逮捕・起訴されたのだ。保釈後、成田は「陶芸家になる」と言い残して消息を絶った。再結成など遠い夢物語だったのである──。ただ、それでも4人の友情は続いていた。

「バツイチだった成田さんは再婚し、地元名古屋でサラリーマン生活を送っていましたが、音楽活動の夢を捨てきれずにいた。その思いを伝え聞いたのが高橋さんと前田さん。2人は名古屋に飛んで成田さんを探し出し、近い将来の再結成を誓い合ったそうです」(レコード会社関係者)

関連記事

トピックス

真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
優勝11回を果たした曙太郎さん(時事通信フォト)
故・曙太郎さん 史上初の外国出身横綱が角界を去った真相 「結婚で生じた後援会との亀裂」と「“高砂”襲名案への猛反対」
週刊ポスト
伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン