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2010.09.27 14:35  週刊ポスト

年収600万円以上の相手求め婚活中の35歳OL「もう疲れた」

 近年の「婚活」(結婚活動)ブームの高まりは凄まじい。結婚仲介サービス市場は600億円規模にまで拡大し、結婚紹介所へのあっせん登録者数はのべ62万人にものぼるという。しかしその一方で、婚活に疲れ切り、心身に深い痛手を負う男女も増加しているという。
 
 都内に住む35歳の独身OL・Aさんがうなだれる。「最近、“婚活”の日が近づくにつれ、ぐったりして、何もやる気が起きなくなる。肩こりもどんどんひどくなってきていて……。“年収600万円以上”という条件で婚活を続けてきたけど、もう疲れちゃった……」

 Aさんは3年前から結婚紹介所に登録。2か月に1度のペースで紹介を受けた男性と会うという生活を続けていた。しかし、未だ結婚どころか交際にも至らず。最近では、男性選びにも積極的になれず、体調不安が続いている。

 東京・墨田区にある『河本メンタルクリニック』で顧問をつとめる精神科医の小野博行医師はこう語る。
 
「婚活が長びき、ストレスからくる肩こりや倦怠感が治らないという心身の不調から見て、この女性は“婚活疲労症候群”かもしれません。私のところの患者さんにも、同様の症状が見られます」

 同病院では昨年12月に「婚活疲労外来」という専門外来を新設した。

 小野医師が続ける。「昨年頃から男女を問わず“婚活に疲れた”という悩みを耳にすることが多くなってきました。複数の事例を調べてみると、婚活が長引けば長引くほど、自覚しないまま鬱などの精神疾患に陥っているケースが多く見られました。婚活に心悩ます人々の手助けをしたいと思い、クリニックに“婚活疲労外来”を作ったのです」

※週刊ポスト2010年9月24日号

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