特集
2010.09.27 15:00 週刊ポスト
中国では体の相性を試す「試婚」が流行 ダメなら即別れる
現代中国のセックス事情は百花繚乱、“ナンでもアリ”のカオス状態だ。しかも中国人は性にとことん貪欲で、新しいトピックスがどんどん誕生している。
そんな状況をシンボライズするのが「試婚」。3年ほど前から都市部の若者を中心に流行の兆しをみせてきた。『中国セックス文化大革命』(新潮社刊)の著者で、11月に新刊『中国人のセックス あっと驚く!隣の国の性愛事情』(宝島SUGOI文庫)を上梓する邱海涛氏は語る。
「試婚とはテスト婚、あるいは仮結婚という意味です。夫婦と同じく一緒に生活しますが、二人の相性があえば結婚し、ダメならさっさと別れてしまいます」
試婚に届出の必要はない。また同棲やルームメイトなどの形態と似ていながら、その実態はまったく違う。愛情や経済的理由よりも男女のセックス能力が試されるからだ。試婚を絶賛する中国の「婚姻評論家」はいっている。
「性の快楽のない夫婦は真の夫婦とはいえない。性格は交際すればわかるが、セックスパワーは結婚しないとわからない。試婚は、不幸な婚姻に苛まれた苦痛の一生から女性を解き放ってくれる」
中国では長らく女性が抑圧され、意に添わぬ結婚を強いられてきた。評論家の意見はその点を踏まえているわけだが、今の若者は過去より現在を直視し、あっけらかんとしている。中には25回も相手を代えたツワモノがいるという。
※週刊ポスト2010年10月1日号
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