特集
2010.09.28 15:16 週刊ポスト
中国人観光客向け偽装ビジネスに「偽装日本人風俗嬢」登場
日本政府は2016年に中国人2000万人の来日を期待し、年収85万円程度の〈中間層〉までビザ発給の幅を広げた。しかし現在、免税店などを筆頭に、日本で騙される被害に遭う中国人観光客が増えている。中国の旅行会社、免税店、ガイドが結託してそれぞれリベートを得る仕組みができているおり、ことに、松阪牛、蟹、ふぐなどの高級食材で、騙しが頻発しているのだ。
そして驚くべきことに、「偽装」は「偽日本風俗店」まで生んでいる。
店から「絶対中国語を話してはいけない」と厳命された女が、中国男の宿泊先に派遣される。男は、日本の女を抱いて喜んだ。だが帰国後、周りの話で幻想が壊れる。女は在日の中国人だったという例もあるのだ。
中国人観光客の間では、こんなケースさえ発生している。
現在中国では、地元の旅行会社が主催する10万円以下の格安ツアーが人気を集めている。しかし、失望落胆、疲労困憊して帰国する中国観光客も珍しくないという。
※週刊ポスト2010年10月1日号
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