デビュー当時は「白雪姫」と呼ばれた天地真理。結婚10年で、96年に離婚した元夫との間の長女は、都内の名門高校に進学して話題となった。本人が『週刊ポスト』の取材に応じ、娘のことや、自らのデビュー時代の思い出を語っている。(週刊ポスト2003年5月23日号より)
「親の私がいうのも何ですが、私の小さい頃に似て、可愛いですよ(笑い)。でも、芸能界には入れたくない。早く結婚してほしいなァ」
愛娘を芸能界に入れたくないのは。紆余曲折のあった自身の経験に照らしてのことなのだろう。71年のデビューから数年して「元ソープ嬢だった」という噂を報じられたこともあった。
「あの頃は、まだ処女だったのに(苦笑)。ホント、どうしてそんな話になるのか信じられなかったです」
その後は、ライブハウスなどで歌い、洋画の吹き替え(児童向け映画『エミュールと探偵たち』)も経験しているが、そうした芸能活動と並行してボランティア活動も行なっている。
「この間は老人ホームで歌ってきました。美空ひばりさんの『川の流れのように』で大拍手。感激しました。秋にはジャズコンサートもやる予定です。声量が大切だから、ダイエットも一時中止(笑い)」
真理ちゃんスマイルは健在だ。