特集
2010.09.30 07:00 週刊ポスト
「猥褻って権力が勝手に決めた言葉だ!」とエロ女優吠える
白系ロシア人の血を引く日本人離れした姿態で、日活ロマンポルノの草創期のスターだった田中真理。主演2作目など2作品が72年にワイセツの疑いで摘発されると、法廷で「なにがワイセツなの」「ワイセツって権力が勝手に決めた言葉でしょう!」と正面切って戦い、“警視庁のアイドル”と呼ばれたが、その後何をやっていたのか。本人と会ってみた。(週刊ポスト2004年1月1・9日号より)
彼女はその後、東京郊外で父親、夫と3人で暮らしている。幸せな主婦生活を送る田中が当時を振り返る。
「当時、ワイセツの定義を法で裁いちゃいけないと思っていましたから、裁判の傍聴は欠かしませんでした。上からものを見られることが好きじゃない私の性格が原因で、日活とも衝突して、“わがまま”のレッテルを貼られたのは悔しかったですね」
その後、テレビ、舞台などに出演したが、30歳で結婚。一人娘はダンサーとなり、あの北野武監督の映画『座頭市』のタップシーンに出演していたとか。
「娘の影響もあって、週イチでジャズダンスに通っているんです。いい仕事の話があれば復帰したいですね。芸能人は夢を売る仕事だから、自分自身が輝いていなくちゃいけないでしょう。まずは中年太りをなんとか解消して、私も人としていつまでも輝いていたいんです。だけど、レッスン後のビールがおいしくて、なかなか体重は落ちないの(笑い)」
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