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2010.11.13 17:00  週刊ポスト

男児の包皮むく「むきむき体操」巡り夫婦喧嘩、医療界で論争

 息子のムスコを心配する母親たちの間で話題なのが、「むきむき体操」。赤ちゃんの男性器の包皮をむく体操のことだ。

 厚木市立病院泌尿器科の岩室紳也医師の指導を受けた親のうち、完全にむけるようになるまで通うのは約8割。脱落する理由は、親が我慢できないか、周囲の反対を受けるからだという。

 東京都に住む30代の夫婦は、むきむき体操をめぐって、それぞれの両親を巻き込む大げんかになった。

「風呂上がりに、妻が子供の股間をいじっていたので慌てて止めました。“一皮むける”にはいくらなんでも早すぎます」(夫)

「夫だけでなく、義理の両親まで“かわいそう”といって止めるんです。私はこの子の将来を思ってやっているのに。いずれむけるなんて保証もないし、仮にそうなら今からむいてもいいじゃないですか」(妻)

 日本小児泌尿器科学会専門医で、済生会栗橋病院小児科部長の白髪宏司氏が語る。

「確かに最近は思い煩われている親御さんが多いです。父親はそうでもないのですが、特に母親は、“夫が本気になって話を聞いてくれない”なんておっしゃる方もいます。わからないことだらけで不安なんでしょう」

 核家族、少子化が進む現代、女性の中には、母親になるまで、父や夫などの完全にむけた男性器しか見たことのない人も少なくない。そうした人が、生まれた我が子のモノを見て、「正常なのだろうか」と不安になるということらしい。

 子供の包茎に対してどのような処置をすべきかという問題は、小児医療界でも意見が割れて、論争を引き起こしている。

※週刊ポスト2010年11月19日号

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