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女は「性欲の素」が男と比べて少ないため理由なきHしない

2010.11.22 17:00

 女性の感じ方は、われわれとどこか違う!! そんな男性の漠然とした思いには根拠があった。女性の脳や感覚器は、男性のものとは大きく異なるため、思いもよらぬ刺激に反応したり、驚くような感じ方をする。セックスにおいて最も多用する器官である「目」に

 女性の感じ方は、われわれとどこか違う!! そんな男性の漠然とした思いには根拠があった。女性の脳や感覚器は、男性のものとは大きく異なるため、思いもよらぬ刺激に反応したり、驚くような感じ方をする。セックスにおいて最も多用する器官である「目」にこそ、男女差が一番大きく現われる。そもそも男女のセックス観の違いは、男がこの事実を誤認しているからこそ生じているのかもしれない。

「視覚」には、男女のセックス観の違いがもっとも大きく現われる。神経内科医で、『男が学ぶ「女脳」の医学』(筑摩書房刊)などの著書がある米山公啓氏がいう。

「男性の性欲は視覚的な興奮に影響されやすい。“男性は10分に1回の頻度で性欲がわく”という研究結果がアメリカにあるほどです。女性の胸やお尻を見たり、視覚的な刺激で即、性欲が高まります。しかしこれはあくまで男性の場合で、女性は視覚情報だけで興奮のスイッチが入ることはほとんどありません。

 女性の場合は、性欲の素である男性ホルモン(主にテストステロン)が男性と比較して圧倒的に少ない。加えて、男性では視覚情報処理、空間認識などを担う右脳が優位なのに対して、女性は論理的思考や言語中枢を担う左脳が優位という脳の特性によるところが大きい。理由のないセックスに踏み切らない女性が多いのはそのためです」

 女性に興奮をもたらすのは、単純な視覚情報よりも、性的なイマジネーションだ。

 成城松村クリニック委員長で婦人科医の松村圭子氏が、女性向けのAVを監修した経験から興味深いことを教えてくれた。

「男性はAVに激しいセックスシーンそのものを求めますが、女性の場合は官能的なセックスに至るまでの“手順”が大事。共感できるシチュエーションで、自分が主人公だったら…とイマジネーションを広げられることが大切なんです。だからこそ、女性は“これからAVを見ようか”と男性にいわれるだけで、興奮して濡れたりするんです。男性が女性を興奮させたいなら、これから起こるであろう官能を期待させるような甘い言葉をささやいてほしいですね」

 男と女は、かくも違うのである。

※週刊ポスト2010年11月26日・12月3日号

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