特集
2010.12.28 10:00 週刊ポスト
女の潮吹きは「尿失禁では」と8330人の女性器見た男説明
ドクターKは、女性8330人の性器を写真におさめ、その形状と機能、性感との相関を徹底的に追求したが、偏狭な先入観と凡庸な倫理に道を阻まれ、失意のうちにその生涯を閉じた人物。本誌は、氏が生前書き残していた驚くべき遺稿を発掘。原稿用紙475枚分からなるこの遺稿ではGスポットと潮吹きについて、独自の知見を示している。
女性の究極の性感スポットといわれるGスポット。その呼称は、初めてその存在を提唱したドイツの医師エルンスト・グレーフェンベルクの頭文字に由来する。彼は第二次大戦さなかの1944年、著名な性科学者だったロバート・ディキンソンと共同で研究発表を行ない、「膣前壁の尿道の内側表面づたいにあって」「性欲を喚起するゾーン」といった表現でGスポットを紹介した。
当初、液体の正体といわれていたのは、「バルトリン氏腺」だった。バルトリン氏腺は、膣入口の会陰部側に左右ふたつあるが、ドクターKによれば、分泌されるのはわずか0.3ml程度しかなく、〈オーガズムになって、バルトリン氏腺から、したたるように液体が出るとは考えられません〉(以下、〈 〉内はドクターKの遺稿からの引用)
Gスポットがあるといわれる膣の前壁をくまなく調べてみても、液体を溜めておくような場所は見つからない。そこでドクターKは別の場所に注目する。
〈Gスポットがあるといわれている辺りの膣の前壁には、直径がせいぜい2~3mmで、やや膨れた場所は見つかります。もちろん、そこには液体の排出口などは見当たりません。ただ、その場所を刺激すると、女性が異様に性的快感を口にするのは確かです。
それがGスポットであるかどうかは別にして、膀胱炎を起こしている女性に、その場所をやや強く押さえると、たまらない排尿感を訴えるのです。そんな女性に、押さえる力をゆるめると、性的感覚に近いとも訴えます〉
男の場合、極限まで辛抱した後で排尿すると、射精ほどではないにしてもかなりの快感がある。それは女性も同様だというのだ。〈つまり、性的快感と排尿感とは隣り合わせなのです。膣を通して、膀胱壁を最も刺激しやすい場所を刺激するのですから、排尿感と性的感覚が相乗作用を起こしているに違いありません〉
こうした考察を経て、ドクターKはこう結論づけた。〈液体はGスポットから出るのではなくて、膀胱壁を刺激するから、オーガズムの快感に耐えられなくなった尿失禁ではないかと思われるのです〉
※週刊ポスト2011年1月7日号
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