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2011.01.04 17:00  週刊ポスト

50年前の女性 「バックでヤられるのはイヌ扱いです!」と怒る

 累計200万部ものベストセラーとなった『性生活の知恵』が発刊された1960年、まだセックスを語ることはタブーだった。『性生活の知恵』の著者である日赤産婦人科医局長の謝国権先生は当時、患者たちの質問を受けていた。みな、恥ずかしそうに訊く。

「夫にまたがるような異常なことをして気持ちいいのです。先生、私のこの変態を治してもらえますか」「夫はしゃぶれっていいます。夜が恐ろしい。商売女しかやらないことですよね、私は死んでもできません」「ふたつのかたちしか、したことはありません」という50歳ほどの女性もいた。

 正常位と、足をまっすぐ伸ばして仰向けになってじっとしている体位のふたつだけ。分娩、中絶手術をし、日々、避妊相談を受けているうちに、謝先生は女性の最大の悩みはセックスだと思い知らされた。

「逆子が生まれたのは、後ろからイヌ扱いされたからです。もう亭主にがまんできません」

 正常位以外は、不正常位だとだれしもが思っていた時代である。正常位は欧米では〈宣教師スタイル〉というらしい。宣教師が許すのはこの体位だけだった。むろん、フェラチオ、クンニリングスなど言語道断。言葉も知らぬ…。

※週刊ポスト2011年1月21日号

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