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2011.01.08 17:00  週刊ポスト

女性を快感に導くには緩やかな深い前進と急速な後退が必要

 開けっぴろげに性について口にすることが、まだタブーだった1960年。日赤産婦人科医局長の謝国権先生は、「ベッドでは男と女は平等」という前提のもと、戦後日本人の「性の教科書」と呼ぶべき名著『性生活の知恵』を著わした。200万部のベストセラーとなった本書には、性行為において効果的な男性の運動を解説した記述も多い(以下〈〉内は同書からの引用)。

 たとえばピストン運動について。体位によっては正面からだけに限らず、左右の側方からも可能としたうえで、〈単純な直線往復運動に限らず、腰のひねり方によつては、曲線運動も回転運動も可能である〉と解説する。さらに、〈浅深緩急は男性の自由であるが、急テンポな深い前後運動のみが、もつとも刺戟効果が高いとは限らない〉と続く。

 こうした急テンポのピストン運動は、女性が絶頂に達するときの運動形式であり、〈女性の性感を昂めるためには、ゆるやかな深い前進と、急速な後退や、数回の浅い前後運動から深い前後運動に移ることなどが望ましい〉という。こうした“ゆるやかな深い前進”は女性に大きな期待を抱かせる効果があり、一方で、“浅い回数の前後運動”は女性を焦らす効果があるという。

 女性を快感に導くためには、急テンポの動きだけではNGということである。

※週刊ポスト2011年1月21日号

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