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2011.02.01 17:00  週刊ポスト

米の学会で決定 最新「早漏の定義」は「挿入後60秒以内」

 性に関しては数々の謎があるが、そのうちのひとつは「女性の潮吹き」だ。これについては、2008年に福岡大学医学部法医学教室の研究チームが調査したところ、ある仮説に辿り着いた。潮の出口は尿道口、成分はスキーン腺液と尿の混合液なのだという。

 研究チームは20を超えるAV制作会社から断わられながらも、1社からOKをもらい、5人の女優から潮を採取した。ガスクロマトグラフィーやマススペクトル分析を行なったところ、尿の成分が混ざっているものの尿そのものではなく汗に近い液体と判明。スキーン腺液が膀胱に入って尿道口から噴射するという仮説を立てた。

 また、次なる疑問は「早漏」の基準である。

 2008年の第103回米国泌尿器科学会年次総会で発表され、最新のコンセンサスとなっている早漏の定義は、挿入後「60秒以内」だという。早漏の医学的な定義は諸説あったが、2007年10月より国際性医学会議(ISSM)の主導で定義の検討が開始され、08年5月に米国泌尿器学会(AUA)によって「毎回またはほぼ毎回、女性器への挿入後1分以内に射精、もしくは挿入前に射精してしまうこと」という定義が発表されたのだ。

 また、男性が長期間射精をしないとどうなるかも興味深いところ。答えは「精液を作らなくなる」のである。

 射精される前の精子は、精管膨大部という場所に集められるが、そこが満杯になっても、精嚢が臨時倉庫の役割を果たす。精嚢が満杯になれば、溢れた精子は自然に尿道に追いやられて尿と一緒に排出される。また精嚢には精子を分解吸収する働きが備わっている。精子を溜めても造精機能は停止しないが、長年にわたって射精しないと機能が低下するのはいうまでもない。

※週刊ポスト2011年2月11日号

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