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2011.03.04 15:59  週刊ポスト

ネコ、ミンク、ラッコ 動物にもSMプレイ好きはいる

 さすがに動物界にはないだろうと思われるSMプレイ。ところがどっこい、動物界にもSM好きはいる。

 イタチ科のミンクは、交尾時にメスの首を噛む。血が出るほど噛むという。著書に『女は男の指を見る』などがある動物行動学研究科の竹内久美子氏は、こう話す。

「ミンクは首を噛む刺激によって排卵するのです。交尾を引き金に排卵する交尾排卵のグループには、SMに似た刺激で排卵する動物がいます。

 イタチやカワウソの仲間であるラッコは、鼻に噛みつくんです。噛みついて血が出ないと排卵しません。子供を生んだことのあるラッコは、鼻に傷が残っているのですぐにわかります」

 意外なことに、ネコもSMの愛好家だ。「オスのペニスには棘があり、交尾して引き抜くときに、メスが痛みを感じると排卵を誘発します」(竹内氏)

 ちなみに人間は自然排卵方式で排卵日をある程度特定できるが、戦争や停電で緊張状態が続くと排卵しやすくなる傾向を持つ。「少ないチャンスをものにしようと排卵するようです。1965年にアメリカ北東部からカナダで大停電が起きましたが、その10か月後、多くの子が生まれています」(同前)――つまり動物のSMプレイも、そうした緊張状態を作り、排卵しやすくする野生の知恵ということか。

※週刊ポスト2011年3月11日号

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