• TOP
  • 特集
  • 貧弱陰茎で1000回抜き差すより大きな睾丸の一打ちが勝る説

特集

2011.03.11 15:59  週刊ポスト

貧弱陰茎で1000回抜き差すより大きな睾丸の一打ちが勝る説

 江戸の大ベストセラーとなった艶本『閨中紀聞枕文庫』(英泉著・青林堂)のなかで紹介されている秘術「三峯採戦」とは上峯つまり唇、中峯の乳房、下峯の女陰という3つの性感帯を同時に責める技だが、江戸期のセックスにおいて、前戯としてのキッスは皆無だと知りおきいただきたい。

「女がその気になってきたら口を吸い、乳房を揉み摩りつつ唾を飲む。女の体液は彼女の精気がこもっているから薬となる」

 アペリティフ(食前酒)としてのキッスは軽視しても、メインディッシュになれば、がぜん唇への攻撃を重視する。しかも江戸のキッスには、欧米で一般的な挨拶代わりの軽いものが存在しない。舌を大胆に動員するディープな“フレンチキッス”だ。そこを踏まえつつ、いよいよ「三峯採戦」のクライマックスを読もう。

「下半身にペニスを少しばかり挿入すれば、女陰は膨らみ、愛液があふれ出てくる。キッス、乳房への愛撫、さらには九浅一深のリズムでピストン運動を行ないつつ、三か所同時攻撃を繰り出せば、女はエクスタシーを得る」

 九浅一深は本書が推奨する抜き差しの基本で、広く他の指南書でも採用されている。ただし『黄素妙論』では、正常位なら八深二浅、体面座位だと九深五浅というように体位別の対応を諭している。

 補足すれば、ピストン運動の際に睾丸が会陰部にぶつかると、女の性感がぐっと増すという主張もある。『色道禁秘抄』に説くテクニックだが、「貧弱なペニスで1000回抜き差しするより、大きな睾丸の一打ちのほうが勝る」のだと太鼓判を押す。これを「金叩き」という。

※週刊ポスト2011年3月18日号

関連記事

トピックス