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2011.03.18 15:59  週刊ポスト

米長邦雄氏 セックスへの関心と生きる意欲が正比例して復活

QOL(クオリティ・オブ・ライフ)という言葉があるが、ベストセラー『がんばらない』の著者である鎌田實氏が、がん患者のセックスについて考えた。

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日本将棋連盟の米長邦雄永世棋聖と対談したことがある。彼は前立腺がんで手術を覚悟したが、手術をした人の約20%が、勃起機能不全を起こす可能性があると聞いて、迷ったという。

だが、情報を集めて『高線量率・小線源療法』にたどり着く。欧米ではごく当たり前の治療だ。

一時期、米長さんもホルモン療法を行なっていた。治療をしていたときは、美しい女性を見てもまったくムラムラしなかったそうだ。春になり、人々が桜を見て「美しいなあ」と思う程度のことで、心を揺さぶられるような気持ちにはならなかったという。

ところがこの『小線源療法』が終わると、彼は一気に復活した。米長さんは、いまはやりの草食系若者とは違い、セックスに対する関心と生きる意欲は、正比例すると考える人だったのである。

※週刊ポスト2011年3月25日号

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