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2011.04.24 15:59  週刊ポスト

「最後の夜這奴」が明かす必殺夜這いテクは「便所から侵入」

 岐阜県の旧石徹白村には、昭和30年代まで夜這いの文化が残っていたという。体験者である村上弘義氏が“真夜中の裏文化”を語る。

──侵入の方法は?
 
「便所からがラクでした。便所は半分外にある。隙間から中に入り、まずブレーカーを落として、家に灯りがつかないようにします。雨戸を木の棒でこじあけることもあったが。夜はまことに静かで、なんの物音もせん。50メートルほど手前から裸足になり、下駄を腰に紐でくくりつけ、手は懐中電灯だけにして自由にする。

 夜這いは『膝に目ができたら一人前』。雨降りは部屋や布団を濡らすからだめ。月の出ている晩が良かった。運よく障子も開けられると、鏡台、着る物、化粧品などが灯りに浮かぶ。そのうえに、化粧品の匂いなどしたらたまりません。

 夜這いというとおどろおどろしいように思うだろうが、いまの婚活ですよ。親も分かっている。娘が傷ものになっては困るが、嫁に行き遅れるのがもっと困る。しかしマナーはあった。結婚の決まっている女の所は行くな。他人の声色で誘って戸を開けさせるな。女に断わられたらすぐ帰れ」

──初めて夜這いをしたのは?

「15歳でした。寺の境内の盆踊りが11時ころに終わった。みんなで〈クラブ〉と呼んでいた〈若衆宿〉、いまの公民館に集まり、12時ごろ、さあ夜這いに行こうと。

 そりゃ心臓が飛び出るほどドキドキしましたよ。しかしその夜のことは不思議に覚えてない。のちのある晩、侵入はできなかったが、少しだけ開いた戸の向こうに姉と妹の寝姿が懐中の灯りに映った。

 姉の浴衣は裾がめくれあがり、白いナマ足が見える。シュミーズの妹は布団を股にはさんでパンティが丸見えです。これには興奮いたしました」

※週刊ポスト2011年4月29日号

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