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卵の保存方法 尖ったほうを下向きにすると長持ち、冷凍もOK

 これからの梅雨の季節、食品の保存方法が気になるところだが、様々な料理で使う「卵」の保存はどうすればいいのか。栄養士の井上和子さんに聞いた。

 目安になるのが賞味期限だが、これはあくまでも「生」で食べる場合。硬い殻で覆われた卵は持ちがよく、賞味期限を過ぎても火を通せば、充分おいしく食べられる。逆に、期限を過ぎたら生や半熟は避けて。

 冷蔵保存で1週間程度。常温でも持つ卵だが、気温30度を超えると急速に鮮度が低下するため、夏場は必ず冷蔵庫で保存を。

 平らな皿にそっと割ってチェックを。白身がダラリとしても、黄身が崩れなければ大丈夫。黄身が崩れたり、変色していたり、硫黄のような異臭がするときは×。

 冷凍すれば約2か月持つ。凍ると膨張して殻が割れるので、1個ずつラップに包むかポリ袋に入れて冷凍庫へ。保存するときは、卵の向きに注意。とがったほうを下にして冷蔵庫の卵ポケットに並べると、卵黄が安定して持ちがアップする。

 卵は殻ごと冷凍してもOK。3~4分常温におけば、殻をむくのも簡単。凍ったまま落とし卵や目玉焼き、スクランブルエッグなどに。

 卵のセーフ・アウトの見分け方だが、白身が流れるだけの状態ならセーフ。傷むと黄身が崩れて変色、異臭もするので、こちらはアウトだ。

※女性セブン2011年6月16日号

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