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2011.06.05 07:00 週刊ポスト
6月7日は「むち打ち記念日」 全国的にイベント実施する
交通事故後、頭痛、首の痛み、手のしびれ、等が発現する「むち打ち症」。客観的な所見が乏しく、症状の信憑性や治り具合の判断がつきにくいこの傷病について、「むち打ち治療協会」の柳澤正和代表理事に聞いた。
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むち打ち症は、早い段階で専門家の治療を受ければ症状は改善します。では、「どの治療院に行けば症状が改善するのか?」という点ですが、残念ながら日本全国にある接骨院・整骨院の全てがむち打ち治療に精通しているわけではありません。仮に『むち打ち症専門』と掲げられていても、単なる宣伝文句の場合が多く、患者さん自身がこれらを判断するのは大変難しいのが現状です。
そこで、第三者機関という公平な立場で、専門的な知識と技術を持つむち打ち治療のスペシャリストを認定し、広く国民に紹介することを主な目的とする「むち打ち治療協会」を、2008年に立ち上げました。
むち打ち治療協会では、一年に一回、「む(6)ち打ちを治(7)そう」の日として6月7日を記念日認定し、全国的にイベントを企画して、むち打ち症に苦しむ人に希望を与えられるよう様々な活動をしています。本年6月7日は、新宿東口のイベント広場ステーションスクエアでイベントを予定しております。
メインテーマは、脳脊髄液減少症。むち打ち治療協会では、NPO法人脳髄液減少症患者・家族支援協会との共同研究も行っております。脳脊髄液減少症については、新ガイドラインが近々に打ち出されると聞いています。今まで、交通事故が原因で脳脊髄液減少症が起こるはずがないとみられておりましたが、今度のガイドラインでその点がどのように扱われるようになるのか等、こちらに関してのアピールの場を設けさせて頂きます。
また、当日はむち打ち治療の実演を行なったり、弁護士、行政書士、関連の医師にも御来賓頂いて、討論会を実施する予定です。
※週刊ポスト2011年6月10日号
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