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タイガー・ウッズ不調理由はSEX依存症克服できないから説

 タイガー・ウッズは5月に行なわれたPGAツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」で、ハーフ42を叩き途中棄権。そして8日には、左ヒザとアキレス腱の故障を理由に、16日から始まるメジャー第2戦「全米オープン」の欠場を表明した。

「左ヒザのケガでダイナミックなスイングができなくなり、コーチの指導もあってタイガーらしくないコンパクトなスイングとなっていました。ただ、それはラフのキツい全米のコースではプラスに働くため、復帰の糸口を掴めるかと思っていましたが……」(ゴルフ解説者の沼沢聖一氏)

 過去3度の優勝を果たした全米オープンは、タイガーにとってマスターズと並んで思い入れの強い大会で、欠場はプロ転向後初。世界ランクも15位まで後退、4月にキャンペーンツアーで中国を訪れた際に、「身体的に勝つことが難しくなり、トーナメントで勝てないと自覚すれば、その時は潔く辞めるつもりだ」と口にしていたことも相まって、一瞬にして米国内に「引退説」が広がった。

 その一方で“欠場は仮病では”という説も流れている。実際、主治医は「新たな不調箇所は見当たらない」と説明しており、マスターズ出場時(タイガーは4位)と特段の症状の違いがないことを認めている。

 口さがない米ゴシップメディアでは、「深刻なのはヒザではなく、あっちの方だろう」という噂で持ちきりなのだ。タイガーは数か月前に、離婚したエリン前夫人の自宅に忍び込んだところを見つかり、「ホントにキモい。ストーカーされているみたい。これ以上未練がましいことはしないでッ!」と、怒鳴り散らされたことが米誌で暴露されたばかりだ。

「そもそもタイガーはセックス依存症を克服したわけではない。だが、ツアー復帰してからは治療に取り組む時間がなく、性的欲求がコントロールできなくなっているのではないか」(米誌コラムニスト)

 しかも、このスキャンダルが明らかになった直後に、P&G米ゴルフダイジェスト誌などがスポンサー契約を打ち切った。自ら播いた種とはいえ、ゴルフの成績は思い通りにならず、私生活もボロボロ。欠場の真相はさておき、スイングも下半身もゆっくりメンテナンスしたほうがいいのかもしれない。

※週刊ポスト2011年6月24日号

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