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2011.06.26 15:59  週刊ポスト

岩波文庫に入る「唯一の官能シーン」を小谷野敦氏が指摘

 岩波文庫といえば、マジメな書籍が多いイメージがあるが、比較文学者の小谷野敦氏は同文庫にも官能シーンがあると指摘する。

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 永井荷風の『腕くらべ』は、芸者の世界を描いたものだが、摘発を免れるために、裏版などいくつも版がある。そのうち一番普通のものが、今では岩波文庫にも入っているが、その中に、フェラチオのシーンがある。旦那と温泉宿へ行った芸者が、風呂へ行って、よその新婚旅行の男を旦那と間違えてサービスしてしまう場面である。これが岩波文庫に入っている、唯一のフェラチオ・シーンかもしれない。

※週刊ポスト2011年7月1日号

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