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2011.09.01 15:59  週刊ポスト

女の欲情サインの定番「潤んだ瞳」「濡れた唇」は俗説だった

 宋美玄氏は産婦人科医で日本性科学会会員。大阪大学医学部卒。著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』は40万部突破の大ヒット。現在、「上級編」も発売中。宋氏が男が誤解しがちな「女の性欲」について解説する。

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 男女間では性欲のメカニズムが大きく異なるため、殿方の間では「目が潤んでいる女性は興奮しているサイン」等といわれているようですが、それは半ば願望も混じった、大いなる誤解だと思います。

 同じく性欲が高まっているサインとして、「緩んだ表情で口を半開きにしている」とか「唇がしっとりと濡れている」、または「やたらと髪をかきあげる」といったものがありますが、すべて俗説にすぎません。欲情すると猿のお尻が赤くなるみたいな、見分け方があればいいのですが(笑い)、女性の性欲の高まりは、それほど単純でわかりやすいものではないんです。

 ですがご安心を。女性の身体変化に男性が読み取れるサインがまるでない、というわけではありません。必ず、それはあるのです。

 例えば、性欲が高まってくると「肌が紅潮して汗ばみ、しっとりとしてくる」「脈拍が増加して呼吸が乱れる」など。血圧や脈拍の上昇で呼吸数が増え、短く喘ぐようになります。

 セックスのさ中の身体についていえば、骨盤に流れる血液の量が増え、骨盤が特に充血します。より具体的には骨盤の中にある、子宮や膣といった臓器ですね。

 それらが充血することで膣から愛液がしみ出してきて濡れたり、クリトリスの海綿体に血液がたくさん流れ、外陰部がポテッとしてくる。膣に指を入れると熱く感じるので、男性にもわかると思います。女性の性欲が高まり、性的にも高まっている証拠です。

※週刊ポスト2011年9月9日号

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