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妊娠中のH 乳首の刺激し過ぎはオキシトシン出るためNG

 ベストセラー『女医が教える本当に気持ちいいセックス』の著者である女医・宋美玄氏は現在妊娠6カ月。そんな宋氏が、妊娠時の性行為の「掟」について解説する。

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 セックスレスが社会問題となって久しいですが、その大きなきっかけとなるのが妊娠・出産やといわれています。「妊娠中約4割のカップルはまったくセックスをしない」「産後ほとんどセックスをしなくなるカップルが約3割」というデータもあります。やっぱり「怖いやんか」と敬遠してしまう男性が多いんやと思いますね。

 しかし、出血や腹痛があるときや、流産や早産の兆候があって医師に控えるよういわれている場合以外は、医学的には妊娠中にセックスをしてはいけない理由はないんです。私自身、妊娠してからもそれ以前と頻度は変わっていません。やけど妊娠中のセックスには気をつけなければならへんポイントがあります。

 まず女性の乳首を刺激しすぎないこと。乳首への刺激が強いと、脳からオキシトシンというホルモンが出て、子宮をギュッと収縮させてしまいます。

 そしてコンドームはなるべくつけること。精液の中にプロスタグランディンという子宮を収縮させる物質が入っているからです。また膣の奥にある「ポルチオ」(子宮頸部)を刺激すると、ファーガソン反射という神経反射が起こり、これも子宮収縮を引き起こす可能性があります。せやから「挿入は浅めに」を心がけましょう。膣入口から約4cm入った膣壁上部にあるGスポットを刺激する挿入がベストです。

 挿入が深くなる騎乗位や、男性の体が女性に寄りかかるような体位は避けた方がええでしょうね。オススメは「シムスの体位」。本来、妊娠中の妊婦が楽に横になれるスタイルを指した言葉ですが、これはセックスにも使えます。

 女性が横向きに寝て、両膝を曲げ、上になった方の足を体の前に出します。この「シムスの体位」をとった女性の後ろから男性がアプローチする。いわば「横向きバック」ですわ。この体位なら、自然と浅い挿入になりGスポットを的確に刺激できます。

※週刊ポスト2011年9月16・23日号

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