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方位学使い宝くじ連続当選の女性 「怖いからもう買わない」

「まさか初めて買った宝くじで100万円が当たるなんてね。もうびっくりですよ」

 と、うれしそうに話すのは、今年5月に発売されたドリームジャンボで「ハッピードリーム賞」100万円を当てた新潟市在住のYさん(66)。生まれて初めて購入した宝くじが高額当せんという幸運の持ち主だ。Yさんがいうには「見えないパワー」のおかげだという。

「私はどういうわけか、子供のころから龍神様と縁があるんです。地元に白山神社という龍神様をお祀りしている神社があるんですけど、子供のころからそこで遊んでいたし、結婚式もそこで挙げたの。いまでも月に一度はお参りに行ってるんですよ。それから、開運アドバイザーの翠真佑(みどり・まゆ)先生の勉強会にも参加して、奇門遁甲(きもんとんこう)という方位学も参考にしているんです」

 奇門遁甲とは、自然エネルギーの強弱を分析して、よい方位と悪い方位=吉方・凶方を知る、中国で4000年前に生まれた方位学。それを参考に、Yさんは出かけるときは方位を確認し、吉方に出かけるように心がけているのだという。

「不思議なもので、吉方に出かけるとよい買い物ができたりするのに、凶方に出かけると転ばなくていいところで転んだり、変なものを衝動買いしちゃったりするの(笑)。吉方に行くとパワーが蓄積されて、大難が小難に、小難が無難になるんですよ。だから、出かけるときは必ず方位をチェックするのがくせになっています。宝くじを買ったときも吉方に行ったと思いますよ。

 当せん金を受け取りに行ったときも吉方でした。銀行の人にすすめられて、その帰りにも宝くじを買ったんですよ。もう宝くじはいらなかったんだけど、東日本大震災復興宝くじだっていうから、人の役に立つならと思って1万2000円分買ったの。そしたら、それも1万円当たったんです。連続して当せんしたときに、やっぱり見えないパワーが働いてるなって思いましたよ」

 宝くじを購入するたびに当せんを果たしている幸運なYさんだが、もう宝くじは買わないという。

「連続して当たるなんて怖い気もして。当せん金の使い道? まずはお寺にお布施をして、日ごろお世話になっている人に食事をごちそうしたりしました。あとは、うちのカーテンにアイロンをかけたら穴があいちゃったから新調したのと、神棚と仏壇のある部屋の壁の塗り替え。それから、私の歯の治療にちょっとお金がかかるから、それを支払ったらもう残りませんよ。神様がちょうど必要なぶんをくださったんじゃないかなって思いますね」

※女性セブン2011年10月27日号

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