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2011.10.22 15:59  週刊ポスト

元公務員 65歳の時の温泉芸者との情事を一生忘れないと宣言

今夜が人生最後の情事になるかもしれない──。あなたにはその覚悟がありますか? オーバー70世代が語る「人生節目の夜」。今回の告白は、元公務員の71歳の男性だ。

* * *
6年前の秋、大学時代の悪友と久しぶりに会い、昔話に花を咲かせていると、「そういえば、一度も芸者遊びをしたことがないなぁ」という話になりました。

若い頃、「映画『雪国』で岸恵子が演じた駒子みたいな芸者を一度でいいから抱いてみたい」とよく話していたからです。二人で「このままでは死に切れないよな」と盛り上がって、関東の温泉地に1泊旅行に出かけることにした。

呼んだ芸者は岸恵子ではなく、あき竹城似でしたが、三味線や端唄もこなし、気持ちよくお座敷遊びをさせてくれました。

そしていよいよお床入り。ところが芸者たちは日本髪のかつらを取り、和服も洋服に着替えてから、「続きはホテルで」というんです。

友だちはホテルに行きましたが、僕は「それならこの部屋でお話だけでいい。花代はきちんと払うから」といって、泊まっている旅館の部屋に残りました。

すると芸者さんは「ホテルには内緒よ」と、和服を着たまま、帯もしめたままで裾を上げて私の膝に乗った。「こぶ巻」というらしいのですが、その体勢のまま僕自身を包みこんでくれました。

僕の眼前で乱れる日本髪と和服の裾は、日活ロマンポルノのワンシーンみたいでした。一生忘れることはできません。

※週刊ポスト2011年10月28日号

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