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2011.10.28 16:00  週刊ポスト

女性芸能人を客にすれば若手財界人を上客にし、成功する法則

騒々しいテレビ画面の裏側で、芸能界に静寂が訪れている。警視庁による<芸能界浄化>の前線部隊「丸の内署芸能特捜班」の捜査の行方を、芸能関係者が息を潜めて窺っている。そのさらに後ろ側で頭を低くしているのが、彼らを傍らにはべらせて得意顔になっていたパトロンたちである。

「ヒルズ族」に代表される新興企業の「上場長者オーナー」たちも、芸能界のパトロンとなってきた。

元グッドウィル・グループ代表の折口雅博氏のケースはその一例だろう。日商岩井(現・双日)在籍時に、「ジュリアナ東京」を立ち上げ、一大ディスコブームを巻き起こした後、独立して人材派遣会社グッドウィルの会長となる(すでに清算)。1997年、介護大手コムスンを買収して介護事業に参入したが、これが折口氏の転落の始まりだった。

当時、老人エステなる新事業を企図して、エステ事業大手クリークを傘下に収めた折口氏だったが、クリーク会長(当時)が暴力団関係者に依頼して自社役員を脅迫した容疑で2001年に逮捕されてしまったのだ。

「この会長と折口氏は1990年代後半から昵懇の仲だったといいます。また折口氏は、朝青龍暴行事件で名を馳せた関東連合元リーダーと親しい飲食店店主Fのタニマチとしても知られていて、Fを仲介役に人気グラビアアイドルの南明奈や女優の沢尻エリカ、モーニング娘。のメンバーらとの“交際”が当時、芸能紙面を賑わせました。Fの店は、歌舞伎役者・市川海老蔵や俳優・伊藤英明が出入りしていたことでも有名です」(芸能ジャーナリスト)

彼らのように若くして成功した経営者が集うのは、銀座の高級クラブなどではない。元芸能人や元スポーツ選手、暴走族出身者と親しいF氏のような人物が経営する麻布や六本木にある“特殊な店”を好むケースが多いようだ。

暴力団捜査に詳しいジャーナリストの伊藤博敏氏がいう。

「自分の店に芸能人の女性を集めることができれば、若手の財界人を常連客にすることもできて、その店は成功する。財界パトロンとさらに懇意になれば、彼らから出資してもらって新たな店を出すことも可能になる。ただし、そういった店には芸能プロの“ケツ持ち”をしている暴力団関係者が近づいてくるのが常で、よほど気を付けないと、反社会的勢力に取り込まれる危険も大きい」

※週刊ポスト2011年11月4日号

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