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私立中高 本来義務でない「上納金」未納者に督促状送る例も

受験に関する独特の「業界ことば」は数多い。中高一貫校、学習塾、そして保護者の間で使われている「受験用語」を3つ紹介しよう。

■上納金【じょうのうきん】
私立の場合、入学時に入学金や学費とは別に任意で学校に納める金銭。主に寄付金や学債など。「義務ではない」と謳われているものの、実際には大半の保護者が納める。ごく一部だが、未納入者に督促状を送る学校もある。

■普段通りなら大丈夫【ふだんどおりならだいじょうぶ】
合格の可能性が80%以上のこと。不合格になった時に抗議されないように、学習塾が用いる表現。笑顔でいわれることが多い。

■マニフェスト【まにふぇすと】
学校が掲げる保護者向けの進学目標。「6年後に東大合格者2桁」など威勢のいい言葉が並ぶが、どこかの政党と同じく看板倒れが多い。達成できなくても罰則はない。

※週刊ポスト2011年11月4日号

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