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2011.11.04 06:59  週刊ポスト

男の下半身はデリケート「男は演技では勃起できませんからね」

10月19日にオンエアされた『あさイチ』(NHK)のセックスレス特集がおおいに話題となったが、セックスレスは心の問題であると同時に、身体の問題でもある。それは男性の「ED」に見て取れる。バイアグラなどを使うことにより勃起できる男性はまだしも、問題は、心因性によるEDに悩んでいるより若い世代の男性たちだ。

「本来、男というのは女性と親密な関係にあれば、性的に興奮する生き物。これは本能です。しかし、働き盛りの人が抱える心因性のEDは深刻です」

というのは、大阪大学大学院医学系研究科准教授の石蔵文信氏。セックスレスのパターンでは次のようなものが多いという。

「ひとつは“排卵ED”で、晩婚化で30歳を過ぎて結婚したカップルや、結婚後子供を作らずに楽しもうと過ごしてきて、奥さん側に子供を産めるタイムリミットが迫ってきた夫婦に多い。

仕事から疲れて帰ってきた夫が、排卵日にセックスをせがまれるパターンで、カレンダーなどにつける“排卵日のハートマークがプレッシャー”。毎回、子作りが目的のセックスでは、男性側が萎えてしまうのも仕方ありません」

子供が生まれた後、「夫は仕事、妻は子供の世話」という分業で生活しているうちに2人の間に距離ができ、「いまさらセックスなんて」という気持ちになる“産後セックスレス”も多いという。

また、恋人・夫婦仲相談所所長で『モンスターワイフ』(講談社+α新書)の著者・二松まゆみ氏は、風俗や浮気相手とは勃起するのに、妻とのセックスでは勃起できないという男性のケースを「妻だけED」と名づけた。

「この場合、勃起しないのは明らかに心因性によるもので、その原因は妻側にある可能性が非常に高い。しかし、多くの妻たちはそうは考えません。何度かチャレンジしてうまくいかないと、『なんで勃たないの?』『愛してないから?』と夫を責め、夫のEDはますますひどくなる。男性の下半身はとてもデリケートで、女性は演技でイッたふりをできますが、男性は演技では勃起できませんからね」

※週刊ポスト2011年11月11日号

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