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2011.12.02 15:59  週刊ポスト

あの偉人も悩んでいた!? ルイ16世に真性包茎疑惑が浮上

年齢を重ねれば、どうしても生殖機能は衰えてしまうもの。西欧史を飾る大物たちもEDに悩んだ。フランス文学者の鹿島茂氏のご教示を仰ごう。

「フランスのブルボン王朝では、歴代の王たちが性的障害に悩まされてきたことで有名です。17世紀後半、ブルボン王朝の絶頂期を築いたルイ14世がその代表格。彼は若い頃こそお盛んだったものの、40代から深刻なEDに悩み始めます」

ちなみにルイ14世は「朕は国家なり」といい放ち、「太陽王」の異名を戴いた。ヴェルサイユ宮殿を完成させたのも彼だ。鹿島氏が続ける。

「勃起不全の王を救ったのが社交界の毒花こと、モンテスパン夫人です。イモリの睾丸をはじめいろんな動物の部位をすりつぶした媚薬で、王のナイトライフを復活させました」

ところが薬効は長続きしない。焦った夫人は黒魔術にまで手を出した。

「ルイ14世に嬰児の生き血を飲ませたことが発覚、夫人は宮廷から追放されます。この血を手配したのが産婆のラ・ヴォアザンでした」

これを「ヴォアザン事件」という。王は大いに懺悔し、その後は大のセックス嫌いになってしまったという。

「彼のひ孫のルイ15世は曾祖父を凌ぐ好色な王でしたが、やはり晩年にインポとなります。そこで登場したのが娼婦の館にいたデュ・バリー夫人。彼女の絶妙なフェラチオでルイ15世は見事に立ち直りました」

当時は王や貴族といえども、ほとんど風呂に入らない時代(だから香水が発達したという説がある)。それでも果敢にペニスを頬ばる夫人の献身と妙技に、王も大感激だったろう。

18世紀後半のルイ16世は、美女マリー・アントワネットを娶りながら、まったくのセックスレスだった。もっとも彼の場合は真性包茎だったという説があるうえ、妻が極度に狭い膣をもっていたという両者の事情があった。

それでも、晩年には何とかベッドをともにするようになる。だがフランス革命で廃位され、夫婦ともギロチン台の露と消えた。英雄ナポレオン・ボナパルトも夜は苦手だったという。彼の死後、ある医師が発見した当時の文献にはこう書かれている。

「前立腺に腫瘍のあとがあり、睾丸とペニスは小さい。彼に性欲はなかったようだ」

※週刊ポスト2011年12月9日号

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