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2011.12.04 15:59  週刊ポスト

新宿2丁目「ウリセンバー」の男性 「地獄っす」とため息

新宿2丁目といえば、「性」がうごめく街でもあるが、その中に「ウリセンバー」というものも存在するという。作家の山藤章一郎氏がレポートする。

* * *
某日某夜。新宿駅から東へ徒歩15分、2丁目メインの仲通りを、白いロングスカートに白いブラウス、ネグリジェを着たような50過ぎのおばさん、紺で地味にまとめた40がらみの年増が、鼻の穴ひろげて雑居ビルに突入していった。

当方も、ビル2階に飛びこむ。

ジャニ系、マッチョ系、20歳前後の男子がカウンターにならび、男客女客が、「あの子」と指名して店で飲むもよし、外で〈自由恋愛〉してセックスするもよし。50手前の御婦人3人、それ飲め、やれ行け、で大騒ぎしている。

連れ出すのか、朝まで飲むのか分からない。当方は男子のファイリングと顔を見較べ、ケンを指名した。ノーマル、キス、フェラ、バックタチ、ウケ、なんもかんも全部OK。Pサイズ・大きめ。

11時半、御婦人たちそれぞれ「んじゃあ、ホテル行くか」とボーイの腕を引っ張った。当方もケンを連れて外出。中華料理屋の2階。連れ出しは、3時間、2万4000円。細マッチョのケンいう。

「毎晩、朝まで、焼酎、ワイン、ビール飲まされてぼくら地獄を生きてんす。ヤッてる最中、写真とらせてくれたら1枚1万円あげるというおばはん。全身舐めまわせと怒鳴りまくるぶくぶくの婆さん。拳入れて中でグーチョキパーやれって、しつけぇババア。

だけどぼくら、カネさえくれたらどんなことでもします。カネは裏切らないじゃないですか。

スカトロ好きの女もいて。『ウンコ出せ』って。ボーイの半数は、スカに目覚めて。大腸菌が体のなかに入っと、顔すっげえ腫れるんで、みんな抗生物質飲んでます。マジ、地獄っすよ、地獄」

ケン、ギョーザほお張って5~6回「地獄っす」とため息をつく。

※週刊ポスト2011年12月9日号

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