特集
2012.04.15 15:59 週刊ポスト
ベテランAV男優 最近は「マグロ男&痴女」がウケると分析
最近斜陽のAV業界だが毎月発売されるアダルトビデオの新作は2000~2500本。売れるAVの傾向ははっきりしているという。その一つは男優が目立たないということ。
「以前は僕ら男優が女優を攻めまくり、イカせまくるという指示が監督からあったが、最近は逆。マグロ状態の男に女が言葉攻めしたり、男の顔や耳、全身を舐め回したりと、男が痴女に好き放題にやられるパターンのAVがウケているようで、そういう現場が多くなった」(男優歴15年のベテラン)
タイトルにも顕著な変化がある。以前は『処女宮』『女尻』といった短いタイトルが多く、女優名を前面に押し出したものが多かった。ところが今は、長~いタイトルの作品が主流となっている。
AV監督の日比野正明氏も、『1人暮らしの寂しい僕がいつも使うコインランドリーでエロ下着を洗う美しい女と目があった』『彼女もいない実家暮らしの僕には、兄(弟)嫁のカラダが刺激的すぎて我慢できず家族にバレないように擦りつけた』といった詳細なタイトルの作品を世に出しているが、その理由をこう説明する。
「ひとことでいえば、欲望が細分化してきたんです。例えば女教師モノでも、ひと昔前ならワルの生徒たちに清楚な女教師が犯されるのが定番だった。ところが実際のユーザーには、“PTA会長のハゲじじいが女教師を犯す話じゃないとダメ”という人もいるわけです。
複数がいいのか、ひとりがいいのか、若いのがいいのか中年がいいのか。どんな内容なのかまずタイトルでピンポイントにわかるようにしないとお客さんに不親切だし、毎日大量に売り出される新作のなかに埋もれてしまう」
※週刊ポスト2012年4月20日号
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