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2012.05.11 06:00  SUUMOジャーナル

『風の谷のナウシカ』。腐海のモデルがウクライナにあった!

Photo by bongo vongo

本日、日本テレビ系列で映画『風の谷のナウシカ』が放映される。『風の谷のナウシカ』は、スタジオジブリの宮崎駿監督が手掛けた劇場版長編アニメ。雑誌『アニメージュ』に連載されていた宮崎監督自身の同名漫画が原作となっている作品だ。

金曜ロードショーではすでに何度も何度も放映されている『風の谷のナウシカ』。映画を観た回数が2桁に達するような人も少なくないのではないだろうか。

『風の谷のナウシカ』が劇場公開されたのは1984年のこと。それから30年近くたったいまでも、映画として十分楽しめるのは、作品に含まれたテーマの普遍性によるところが大きい。人間と自然の関わり、終わりなき権力闘争、行きすぎた文明の末路など、内容は奥が深く、さまざまに読み解くことができる。
いまもって語るに値する作品。それこそが繰り返し『風の谷のナウシカ』が楽しまれている秘密だろう。

ところで、あの“風の谷”がいったいどこをモデルにしているのか、考えてみたことはないだろうか。というのも、宮崎駿は、アニメーションを制作する際に、その舞台をしっかりと現地調査することで知られる作家なのだ。

テレビアニメ『アルプスの少女ハイジ』のウィキペディアによると、「この作品のために、スタッフはテレビアニメ史上初といわれる海外現地調査(ロケーション・ハンティング)を約3週間行った。調査には、高畑勲、宮崎駿、小田部羊一らが参加しており、その成果はリアリティの高い作品作りに生かされた」のだそう。

当然、ナウシカの舞台背景にもどこかモデルがあると考えるのが自然だ。ネット上で検索してみると、風の谷のモデルとして、パキスタンのフンザが浮かび上がってくる。しかし、ウィキペディアでの記述では、「宮崎は風の谷のイメージを“中央アジアの乾燥地帯なんです”と発言」しているものの、明確な言及はない。

ウィキペディアでフンザの項目を調べてみても、「日本人旅行者の間では“風の谷のナウシカ”の『風の谷』のモデルとなったと言われてきた。スタジオジブリ公式ホームページ及び各種アニメ関係書籍ではその旨が示されたことはなく、根拠は不明」なのだとか。

ただ、同じくウィキペディアによると腐海のモデルは「ウクライナ、クリミア半島のシュワージュとしている。」という記述も…。
最近はアニメにつきものになった聖地巡礼。ナウシカを観た後は、クリミア半島にでも飛んでみる?

(写真はパキスタンのフンザ)

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