芸能

塩谷瞬や玉鉄ら戦隊ヒーロー俳優がモテる理由を心理学者分析

 二股騒動で一躍“時の人”となった塩谷瞬(29才)。冨永愛(29才)、園山真希絵(34才)以外にも、多くの女性との交際歴が相次いで報じられるモテっぷり。この塩谷、元はといえば戦隊ヒーロー出身の俳優だ。以前、栗山千明(27才)や浜崎あゆみ(33才)と熱愛報道のあった玉山鉄二(32才)も、平子理沙(41才)との“密会”が報じられた村井克行(42才)も、同じ戦隊ヒーローや仮面ライダー出身。なぜ彼らはモテるのか? 駒沢女子大学教授で心理学者の富田隆氏が分析した。

 * * *
 ヒーロー俳優がモテる理由は、その人自身がもともと持っている先天的な要素と後天的な要素の両方があると思います。まず、先天的な要素について説明します。ヒーローものの番組は、基本的に子供を意識して作りますが、制作者サイドも、単に腕力が強くて子供が喜ぶような体育会系ヒーローだけはなく、どこかセクシーだったりかわいかったりする、お母さん層にも受ける人を選んでいると思います。

 つまり、子供にとっても憧れとなるたくましい男性像プラス、女性にとって素敵な男性として意識できるような人が選ばれている。もちろん、わかりやすいカッコよさではないと子供には受けないわけですが、その明確なカッコよさというのは、時代ごとに変わってくるもの。すらっと脚が長い人や軽快なダンスができる人など、その時代ごとにわかりやすいカッコよさを持っている人を起用していますよね。

 元々そういう要素を持っている男性が選ばれているわけですから、俳優として育っていけば、男性としてもより磨かれ魅力的になってく。後天的な要素というのはこのことです。

 つまり、カッコいい役を演じているうちに徐々にそのキャラクターの一部が“乗り移ってくる”こともあるんです。例えば、歩き方ひとつにしても胸を張って歩くとかその見せ方も身についていく。それが女性にとって魅力的に映ることは当然あるでしょう。

 ヒーロー像の中には、困っている人かを助けたり、悪を懲らしめたり、性格が誠実だったりなど、ある意味では誰もが好ましいと思うような行動パターンがありますよね。役を演じているうちに、「そうありたい」「自分だってできるんじゃないか」と、そういった要素を自然と身につけてしまうことがあるわけですね。

 本人達はほとんど意識していないと思いますが、長年ヒーローを演じていると、番組がとっくに終わっていてもヒーローっぽいしゃべり方をする俳優さんとか、そのキャラクターを引きずっている俳優さんもけっこういます。そういったものは、ヒーローの役柄を演じている中で身につけてしまった部分はありますよね。

 つまり、ヒーローを演じていたことで、プライベートでも“ヒーロー”になってしまう。その仕草や行動などが、女性にモテる要素として表われているというわけです。今回の二股騒動の塩谷さんもそうした面が女性へのアピールにつながったところはあるかもしれません。彼の場合は、ヒーローになりきれなかったわけですが…。

関連記事

トピックス

バレーボール女子日本代表監督の眞鍋政義氏が“火の鳥不倫”か(時事通信)
元女子バレー代表監督・眞鍋政義氏が騒動で初コメント「軽率な行動でご迷惑を…」 近く発表の新監督人事は
NEWSポストセブン
物件探しデートを楽しむ宮司アナと常田氏
《祝!結婚》フジ宮司愛海アナ、結婚発表直前に見せていた「常田俊太郎氏とのラブラブ内見デート」 局内では「歩くたびに祝福の声」
NEWSポストセブン
豪華リフォームの要求が止まらない紀子さま(写真/時事通信フォト)
50億円改修工事が終わったはずの秋篠宮邸、はやくも新たな修繕工事の計画がスタート 宮内庁は工事の具体的な内容や価格などは明かさず 
女性セブン
墓に向き合ったTaiga
《桜塚やっくんの墓参りに密着》11回目の命日…女装研究家になった元バンドメンバーTaiGaの告白「やっくんの夢だった『武道館での歌唱』を叶えたい」
NEWSポストセブン
ツアーを終え、ロンドンに戻った宇多田ヒカル(2024年9月)
【全文公開】宇多田ヒカル、新パートナーはエルメスの店舗デザインも手掛けたグラフィックアーティスト ロンドンでひとときの逢瀬を楽しむ適度な距離感 
女性セブン
かつてバンドメンバーだった桜塚やっくんとTaiga(右)
【目の前で目撃】37歳で急逝・桜塚やっくんの命日に元バンドメンバーが墓参り 事故当日の詳細を初告白「悔やんでも悔やみきれません」
NEWSポストセブン
4月クールに『アンチヒーロー』で主演をつとめた長谷川博己
ドラマ『アンチヒーロー』で衣装に関する“200万円請求書”騒動 長谷川博己のオリジナルコート制作費をめぐってスタイリストと制作サイドが衝突か
女性セブン
佐賀空港を出発される愛子さま(時事通信フォト)
雅子さま「午後だけで4回もの休憩」不安視された22年ぶり佐賀訪問で初めて明かした「愛子さまとの私的な会話」
NEWSポストセブン
《防弾チョッキ着用で出廷》「フルフェイスヒットマン」は「元神戸山口組No.2」中田浩司組長だったのか 初公判で検察が明かした「2秒で6発の銃撃を浴びせた瞬間」
《防弾チョッキ着用で出廷》「フルフェイスヒットマン」は「元神戸山口組No.2」中田浩司若頭だったのか 初公判で検察が明かした「2秒で6発の銃撃を浴びせた瞬間」
NEWSポストセブン
ドキュメンタリー映画『Screams Before Silence』でインタビューに応じるアミット(映画の公式インスタグラムより)
《55日間のハマス人質日記》囚われた女性が語る地獄の日々「生理の時期を毎日確認されて…」【音楽フェス襲撃から1年】
NEWSポストセブン
10月8日、美智子さまは「右大腿骨上部の骨折」の手術を受けられた(撮影/JMPA)
美智子さま「大腿骨の上部骨折」で手術 待ち受ける壮絶リハビリ、骨折前より歩行機能が低下する可能性も
女性セブン
カニエ(左)とビアンカ・センソリ(右)(Getty Images)
「ほぼ丸出し」“過激ファッション”物議のビアンカ・センソリが「東京移住計画」ラッパーのカニエ・ウェストと銀座に出没、「街中ではやめてくれ」の指摘も
NEWSポストセブン