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2012.05.13 00:00  SUUMOジャーナル

神戸の明舞団地にシェアハウス誕生。昭和30年代のメゾネットタイプをお洒落にリフォーム

SUUMOジャーナル

老朽化が進み入居者が減少している団地を再生する動きが広がっている。神戸市と明石市にまたがる明石舞子団地(明舞団地)では、築40年以上たった住戸をお洒落にリフォームしたシェアハウスが登場した。若い女性向けに明るく変身した部屋は、地味な団地のイメージを一新。見学会では「可愛い!」「住んでみたい」という声が多数だったという。

メゾネットタイプをシェアハウスに

今回シェアハウスを手掛けたのは、リフォームなどを扱う株式会社フロッグハウス(明石市)。明舞団地は昭和39年に兵庫県などが開発した大規模団地だが、老朽化が進んでいた。そこで同社では3~4階のメゾネットタイプ(上下2階層)の住戸を改装し、賃貸のシェアハウスに変身させた。
1階がキッチンやリビング、浴室などのある共有スペースで、2階には個室が3部屋ある。個室部分と生活スペースがはっきり分かれているので、共同生活しやすい間取りだ。

和室を漆喰や無垢材の洋室に! 家具や家電付きなのもウレシイ

1階のリビングダイニングは、白や淡いグリーンを基調としたすっきり明るい内装。壁は漆喰で、シンクまわりはタイル貼りと、建材にもこだわっている。電子レンジや冷蔵庫などの家電製品はそろっていて自由に使用できる。新たに買いそろえる必要はないのも入居者にとって大きなメリットだ。

斬新なふすまを張った和モダンな雰囲気の洋室

2階の3室はどれも和室だった部屋を洋室に改装しているが、それぞれ違ったテイストの仕上がりに。1室はヒノキの無垢材を床に使用しているため、入った瞬間に心地よい香りに包まれる。窓は個性的な和風柄の障子を張った斬新なイメージ。部屋は昔ながらの団地サイズなので天井が少し低めだが、ダウンライトを用いることで空間を広く見せながら、モダンなムードもプラスしている。ほかにも、無垢のスギ素材のフローリングに漆喰壁を使用した部屋と、無垢のスギパネル床の部屋がある。

和室を自然素材を使ってスッキリとした洋室にリフォーム

庭付きで家庭菜園も楽しめる

1階から2階に上がる階段部分の正面には、スウェーデン製のカラフルな花柄の壁紙が張られ、女性らしい個性的な仕上がり。
もうひとつの魅力は専用庭だ。この団地には各住戸に庭がついており、家庭菜園が自由にできるのが魅力。窓の下に自分たちの庭が見えるので、毎日の野菜の成長を見守るのも楽しそうだ。

家賃の安さだけでなく、人との繋がりが魅力

「お洒落に改装することで団地のイメージを払拭したかった」とフロッグハウス代表取締役の清水大介氏。「団地は30歳代である私の親世代が購入し、私自身も成長した場所。立地も環境も良く、“暮らす”という意味ではとても恵まれていると思います。しかし、老朽化で今の時代に合わなくなってきたのが現状。そこでリフォームとシェアハウスという方法で、団地の再生に一石を投じたかった」と言う。

落ち着いた住環境の明舞団地

さらに「シェアハウスの良さは家賃の安さだけでなく、人とのつながりができること」とも。「新生活を送っている人には、ワンルームに一人暮らしで、休日もパソコンだけに向かっているような若者も多いのでは。ここなら人との適度なコミュニケーションができて、おもしろいと思いますよ」

同社では今後も団地のリノベーションやシェアハウスを広げていく予定だ。
家賃は家具付きで2万5000円~。光熱費や無線LANなどを含む共益費7500円。

株式会社フロッグハウス
TEL:078-945-7176
HP:http://froghouse-share.x0.com/

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