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2012.10.04 15:59  週刊ポスト

オーガズムの定義 子宮、膣、肛門括約筋が0.8秒に1回収縮

 愛があるセックスをすれば、あるいは男性に確かなテクニックがあれば、女性は誰でもオーガズムを感じられる――。

 あまたの恋愛教則本には必ずといっていいほどそう書いてある。「女性がイケないのは全部男のせい」――この言説が、我々男を苦しめているのである。

 しかし、本当にそうだろうか。確かにこちらの至らなさは認めよう。とはいえ女性側にも「すぐにイケる女性」と「なかなかイケない女性」がいることも事実ではないか。その「個体差」はなぜ起こるのか――。

 そもそもオーガズムの定義とは何なのか。産婦人科医の宋美玄医師は、著書『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』(ブックマン社刊)の中で、〈男女がそれぞれの性器で感じる快感の頂点、すなわち絶頂感〉と記している。

 男性の場合は単純だ。射精の瞬間が快感の頂点であることは間違いない。しかし、女性の場合はいつオーガズムに達したかの判断が非常に難しい。

「よく失神したり、ビクビクッと体中が痙攣したりすることがオーガズムであると男性は勘違いしていますが、そうではありません。そんな反応を見せるのは女性のごく一部です。

 全ての女性に共通していえるオーガズムの定義は、子宮と膣、肛門括約筋が約0.8秒に1回のリズムで収縮を繰り返すことです。こうなると女性は全身が性感帯となり、我を忘れるほどの快感に満たされます。

 よくAVなどで“イク!”と絶叫している女性がいますが、実際にはそんな余裕はありません。動物のような低いうなり声をあげる女性も少なくないようです」

 宋医師によれば、その日の体調などによっても変化するが、女性の「イキ方」には大別して3つのタイプがあるという。

[1]絶頂感を一度ならず何度も体験する「連続型」
[2]短時間でオーガズムに達し、すぐに消退期(けだるい余韻の時間)を迎える「短期集中型」
[3]オーガズムにはなかなか至らないが、高原期(ペニスを迎え入れられる濡れた状態)が長く続き、緩やかな快感にひたれる「オーガズム未満型」

 しかし[1]や[2]の状態を迎えることができる女性はそれほど多くない。2010年に『週刊ポスト』と宋医師が行なった女性3000人に対するアンケートでは、「頻繁にオーガズムに達する」と答えた女性はわずか27.3%に過ぎなかった。

※週刊ポスト2012年10月12日号

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