芸能

きゃりぱみゅ PVの一気飲みシーンに削除要請来て意気消沈

 ブロマガ『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブン』ではネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。2月1日配信のVol.5でも、

「フジテレビが嫌われまくっています」
「Facebookの勢いが落ちているとの指摘出る」

など、その週にネット上で起きた様々な事件を紹介しているこのコーナー。なかでも今週「もっともネット的」とでもいうべきネタが「きゃりーぱみゅぱみゅのPVが怒られる」というネタだ。

 * * *

 モデルで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんが20歳になりました。おめでとうございます。お酒も飲んだことを明らかにしたのですが、新曲「ふりそでーしょん」のPVの中に、酒を一気飲みしているように見える場面があるとして、一気飲みの問題に取り組む団体からその部分の削除要請が来たとのことです。

 きゃりーはツイッターでこう説明しました。

「イッキ飲みは演出です。酔っ払った世界観をPVで表現しているだけです。みんなで頑張って作り上げた作品に消去以来が来てるなんて悲し過ぎる…」(原文ママ)

 ネットでは彼女を擁護する声が多数ですが、一気飲みで実際に死者は出ているわけで、看過できない、ということなのでしょう。ましてや、若者からカリスマ的人気を持つきゃりーなだけに、というところですね。

 過激な表現をすると削除要請が来る──この件ではもう一つ、美術家の会田誠さんが六本木・森美術館で行う個展で発生しました。「四肢を切断された全裸の少女が首輪をつけて微笑む絵」が「性差別」だとして市民団体から抗議されたのです。

 会田さんはツイッターで「口下手・理屈下手の僕ですが、だんまりを決め込むつもりはありません。必要とあらば出向き、誠心誠意お答えするつもりです。各位」と書き、この件について対応すると宣言しています。

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