ビジネス

人気の「宅配男子」寝癖、ヒゲNG 佐川は短髪で染めるの禁止

 最近、「佐川男子(佐川急便の宅配員)」の写真集(ファンブック)が大ヒットし、「佐川萌え」なる言葉が生まれるなど、宅配員たちが世の女性から注目されている。

「佐川男子」のブームの理由は、もちろんそのイケメン揃いにあるのだが、それは決して「佐川急便だけが美男子を集めた」ということではないようだ。

「自分は(写真集になった)佐川男子ほどイケメンではないけれど、周りを見ると若くてカッコイイやつが多いなと思う」(宅配便配達員・Aさん)

「顔重視というのは佐川だけかと思っていたけど、そんなことはない」(宅配便配達員・Bさん)

 普段、配達員の顔をじっくり見る機会はなかなかないかもしれないが、よく見てみると確かに好青年が多い。やはり容姿が採用基準なのだろうか。

「容姿で判断することはありませんが、清潔感や身だしなみが整っているかということは重要視しています」(佐川急便・広報課)

 採用後も、清潔感を保つことは徹底される。

「毎朝6時くらいに出社しますが、寝癖は絶対にダメ。ヒゲも必ず剃っていきます。歯磨きも時間をかけて丁寧にして、口臭にも気をつけています。髪型も、長さや色には細かい規定があるんです」(宅配便配達員・Cさん)

 こう話す通り、服務規程は徹底されている。

「髪の毛の長さは帽子に収まるようにするという決まりがあります。染髪は禁止していませんが、お客様が不快にならない程度としています」(ヤマト運輸・広報課)

 佐川男子はさらに厳しい。

「髪の毛は短髪で、髪を染めるのは禁止です。また、制服の着方にも、『第2ボタンを留める』『上着はズボンに仕舞う』『アクセサリーは禁止』『ポロシャツの襟は立てない』などの規定があります」(佐川急便・広報課)

※週刊ポスト2013年4月19日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン