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AV女優が告白 「中堅以下は破き用ストッキングを自腹購入」

 かつてAV女優といえば、家族バレや友人バレを最も気にする職業のひとつだったといえる。しかし最近は状況が変化している。アイドルと同等かそれ以上の容姿をもつAV女優も増え、テレビ出演などのメディア露出もあいまって、AV女優に憧れる女子も少なくないという。

 モデルプロダクションのサイトや求人広告など、さまざまな窓口から相当数の応募があるというが、容姿レベルの敷居があがったことで「誰でもなれる職業」ではなくなった。AV女優になるということが、ある意味ではステータスとなったのだ。

 自らAV女優になることを志願した、現役AV女優のAさん(23歳)は、この世界に入ったきっかけを次のように話す。

「私が女優になりたかったのは、お金が欲しいからではなくて、幼少期から周りの女の子よりもものすごく性的なことに関心が高かったからです。四六時中、そういうことばかり考えている子どもでしたし、なんでもやってみたいという願望が強かった。

 AV女優という職業を知ったころには、絶対にこの仕事に就くと決めていました。今付き合っている人にも、自分の仕事のことは理解してもらっています」

 ただし、AV女優は決して簡単に稼げる仕事ではないという。

「本当にたくさんお金を稼げるのは、トップの女優だけですよ。例えば、『ストッキングを破く』というシーンを撮影する時は、自分でドンキで買ってから現場に向かうので、雑費がかなりかさみます。中堅以下の女優だと、そういう物は自分で買わないといけない。

 至れり尽くせりではないので、自分はどんなに辛くても女優ができるという覚悟がないとやっていけないと思います。私も精神的にキツくなっているので、そろそろ辞めようと考えているところです」(同前)

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