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2013.07.21 15:59  SAPIO

26歳風俗嬢 部屋に入る前に「SOS」を予め携帯に打ち込む

 橋下徹大阪市長の米軍への「風俗活用」提案で注目を集めた性風俗産業。その是非については議論があるだろうが、少なくとも現代ではそこで働く女性の大半は自らの意思でその仕事を選んでいる。なぜそうしたのか。どのような人生を送っているのか。50万人とも言われる性風俗産業に従事する女性たちの生態、素顔に迫った。ここでは26歳、瞳さんのケースを紹介する。

 うりざね顔に涼しげな目元、上品な唇が艶っぽい。瞳さんが働くのは、都内にある出張型アロマエステ。「30歳以上の紳士限定」を謳う高級店で、料金は80分2万8000円だ。このうち6割が彼女の収入となる。

 瞳さんの本業は、アパレル関連企業の販売部員。半年前から風俗で働き始めた理由は海外留学資金を稼ぐためだった。

「実は去年1年間、ニューヨークに留学していたのですが、もう一度行きたいと思っているんです。そのためには最低でも200万円は必要。本業の月給は20万円程度ですから、短期間でお金を貯めるには、こういう仕事しかなかったんですね」

 風俗のアルバイトは初体験。「さすがにフェラチオなどは抵抗があったので、今のお店を選びました。基本は下着姿でのマッサージとリップサービス。最後は手でフィニッシュします。キスや女性へのソフトなお触りはOKですが、過激なプレイはありません」

 本業の傍ら週3~4日出勤し、月に40万~50万円を副業で稼ぐ。1日に付く客は平均3人だ。指名客が多く、チップも大きな副収入になる。

「実家で母と2人暮らしなので、家賃もかかりません。風俗で稼いだお金はすべて貯金しています。もちろん母には内緒です」

 交際2年目の10歳年上の彼氏に話が及ぶと、罪悪感からか、少し表情が曇った。

「彼は36歳なので、結婚の話も出ています。私が風俗で働いていることは知りません。お客さんとプレイ中、彼から電話がかかってきてドキッとすることもありますが、何とかごまかしています」

 ラブホテルや客の自宅でのサービスとなるため、怖い思いをすることもある。

「お客さんの半分以上は『やらせろ!』と本番を迫ってきます。特に50代以上のオジサンに乱暴な人が多いですね。部屋に入る前は予め携帯に“SOS”の文字を打ちこみ、万が一の時はすぐにスタッフを呼べるようにしています」

 将来は得意の英語を活かせる職業に就きたいという。

※SAPIO2013年8月号

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