• TOP
  • 特集
  • 30~40年前と比べて女性器の形変化か ダイエットの影響指摘

特集

2013.08.12 15:59  週刊ポスト

30~40年前と比べて女性器の形変化か ダイエットの影響指摘

 女性器の構造と機能の多くは謎に包まれているが、かつて8330もの女性器を撮影することで謎の解明に挑戦した禁断の医学書があった。同書から読み取れる、現代日本人女性の外性器について、あきこクリニック院長・田中亜希子医師が解説する。

 * * *
 私は仕事柄、普通の女性よりは多くの女性器を見てきたと思いますが、今はこれらの写真が撮られた30~40年前と比べ、女性器の形が変わってきているように感じます。

 写真では、大陰唇が肉厚で、小陰唇に覆いかぶさるぐらいに丸みを帯びた女性器が多く見られます。でも、最近は大陰唇が“肉薄”になり、覆われなくなった小陰唇のビラビラが目立つようになってきているのです。

 そうなった理由として、最近のダイエットブームの影響が考えられます。皮膚の一部である大陰唇がダイエットとともに痩せてしまったわけです。それから生活習慣の変化で、背が高く、足の長い細身の女性が増えたということもあるでしょう。

 そして小陰唇が目立つようになった結果、それを手術で縮小したいといって相談に来る女性が増えています。大半の女性は、客観的に見て小陰唇が大きいとは思えないのですが、それでも相談に来る理由は2つ。

 1つは、母親です。女性は自分の女性器を基本にして考えますから、母親の小陰唇が小さい場合、娘は幼少期の頃に「あなたのは大きい」といわれます。すると、コンプレックスになるのです。もう1つは、10代後半や20代前半の女性が、彼氏から「おかしい」と指摘されて相談に来るケースが多いですね。

 前述したように、相談に来る女性の大半は、小陰唇が決して大きくはありません。だから、私は「普通ですから、そう指摘されたからといって手術する必要はありません」と説明するのですが、結局、皆さん手術を希望されます。

 でも、本当に手術が必要なのは、例えばジーパンを穿いた時、あるいは自転車に乗った時に圧迫されて痛みを感じるなど自覚症状がある方。あるいは大きいことによって、特に生理時に不快感がある方です。そういう女性であれば、大きい小さいにかかわらず、基本的に手術をします。

 その縮小手術は、小陰唇の形によってやり方が変わります。形は大きく2つに分類されます。私はよく「羽根つきナプキン」にたとえますが、単純な形の人と、上のほうが陰核小体(陰核亀頭と包皮をつなぐ)とくっついて枝分かれしている人がいるのです。

 明らかな肥厚は別にして、女性器に標準とされる大きさはありませんから、自覚症状や不快感がなければ。手術をする必要はないのです。

※週刊ポスト2013年8月16・23日号

関連記事

トピックス