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2013.09.28 15:59  週刊ポスト

「電動マッサージ機」はいつからラブグッズになったかを解説

「電動マッサージ機」といえば肩コリをほぐす家庭用品だが、「電マ」と省略されると、とたんに淫靡なラブグッズに変身する。「電マ」を誕生させたのは、他でもないアダルトビデオ業界である。AVライターの安田理央氏が解説する。

「1990年代半ば頃から、一部のマニア向けの作品で電マを愛撫用に使っていました。それが2000年代に入り過激な作品が求められるようになると、一般作品でも活用されるようになった。

 女優にはNG項目がありますが、電マはどんな有名女優も概ねOK。その割に、女優が乱れた画が撮れるから重宝されたんです。“男優の指テクは真似できないけど電マを女性器に当てるだけなら俺にもできる”と一般にも広がっていった」

 マッサージ器なので、購入のハードルも低い。しかし、強さの加減が2段階のみなど、女性器への愛撫用としては使いづらい面もあった。そこでラブグッズ用に特化した電マ、「フェアリー」が誕生した。

 2006年に発売された1号機は、ダイヤルで細かく強さを調整できるため、従来の電マより使い勝手が格段に上がり大ヒット。コードレス化や小型化など年々進化を遂げている。販売元『メルシー』の高橋さなえ社長がいう。

「現在の最小サイズである『フェアリーベイビー』は全長6.9cm、幅2cm。ケータイのストラップとして使っている人もいるほどです。

 昔は大人のオモチャといえば、薄暗い店でコソコソ買うものでしたが、今では女性誌でも取り上げられるほど身近になりました。

 フェアリーをきっかけに他の商品を買う人もいるそうですから、ラブグッズ全体の敷居を下げるのに一役買っているといってもいいのかもしれませんね」

※週刊ポスト2013年10月4日号

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