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靖国神社放火未遂事件 取り押さえた時には韓国人と分からず

 9月22日、韓国人の男(23)が靖国神社に放火目的で侵入し、逮捕された。靖国神社の広報担当者が、事件の詳細を明かす。

「9月22日の夜9時ごろ、南門のトイレの裏の茂みに男が隠れていたのを、見回りしていた2人の衛士が発見しました。詰め所に連れて行こうとしたところ、男は2人を振り切って逃走。拝殿前に行き、持っていたペットボトルの口を開けて液体を撒いたそうです」

 中身は引火性のトルエンだったという。

「液体は拝殿には届かず石畳に散らばりました。男はライターでそれに火をつけるつもりだったようです。衛士が2人がかりで押さえつけ、なおも暴れるところを宿直者5~6人で取り囲み、ようやく警察に引き渡した。男は終始無言だったので、取り押さえたときは韓国人だとわかりませんでした」(同前)

 警視庁公安部は翌日、建造物侵入容疑でこの男を逮捕した。男は犯行前日に入国し、「神社に火をつけようとした」と供述しているという。

※週刊ポスト2013年10月11日号

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