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2013.10.17 15:59  週刊ポスト

女性向け人気AV男優 「女性はスローで優しい抱擁求めている」

 女性向けAVの最大手であるSILK LABOという会社。男優は「エロメン」と名付けられ、人気の高い一徹、ムーミン、月野帯人の3人は「エロメン三銃士」と呼ばれている。三銃士のひとり、ムーミン氏に女性向けAV作品の特徴を語ってもらった。

 * * *
 男性向けの通常のAVは基本的に激しいカラミが求められるんですよね。僕たち男優は、一般の男性よりも常に力強いピストン運動で女性をイカせる存在でなければいけない。

 ところが女性向けの作品は、そんな緩急をつけた展開のファックはNG。最初は頑張って動かしていたら、「凌辱じゃないんだから」と現場で怒られてしまいました。

 求められるのは「抑揚のないセックス」です。体位も、アクロバティックなものはダメなんです。立ちバックで女性の片足を担ぎ上げての挿入など、男性向けAVでは当たり前になった行為を始めると、すぐに監督から注意されます。

 正常位ひとつ取っても違うんです。通常のAVは僕たちがカメラに映らないように女性の身体から離れて、フィギュアスケートのイナバウアーみたいなのけ反った体勢になるわけですが、逆に女性に密着して抱きしめる格好を求められます。

 女優さんへの要求も同じで、フェラチオにしても首を激しく上下に振ったり、手コキ四十八手みたいな技を繰り出すのはNGです。僕がこれまでのキャリアで培ってきたテクニックはここでは要らないんです。

 僕は女性向け作品への出演を重ねて、一般の女性は基本的に愛する人にスローで優しい抱擁を求めているんだなと理解できました。僕たち男優が通常のAVでやっていたものは、セックスというよりも相当にショーアップされた“カラミ”なんだなと気づきましたね。

 僕は自分が「エロメン三銃士」なんていわれて女性から人気があるなんて、いまだにピンと来ません。

 こんな奥様ユーザーの声を聞きました。ご主人はAVマニアで、トリッキーな前戯から始まって、挿入時に乱暴に腰を回すグラインドをして、奥様はすごく夜の営みが苦痛だったというんです。

 ところがSILK LABOの作品を見て、ご主人が優しいタッチで愛してくれるようになったので、自分もセックスを楽しめるようになれました、とおっしゃったそうなんです。

 この話を聞いて、8年間、AV男優をやってきた甲斐があったなと思いました。

※週刊ポスト2013年10月25日号

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