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2013.10.19 15:59  週刊ポスト

英公共放送で前代未聞番組 素人カップルが放送中にエロエロ

 前代未聞の番組がイギリスで始まった。その名も『セックスボックス』(公共テレビ局のChannel4)である。

 スタジオに設置された2~3メートル四方のボックスの中で、カップルが放送中に実際に交わる。そして、箱の中でいかなる営みがなされたか、どんな快感を得たか──について、作家やセックスセラピストから質問を受けるという恐るべき番組である。

 ただし、ボックス内にはカメラは設置されておらず、ポルノ的映像は一切放映されない。同局番組制作者のラルフ・リー氏が番組の狙いを語る。

「セックスについて大人同士の会話ができるオープンな番組にしたいんです」

 セックスで得られる快感や、悩みについて“本当のところ”を知るには、“事後”のカップルに直接伺わなければならない、というのが番組の志のようだ。それは、10月7日から開始した番組の冒頭、女性司会者のこんな宣言にも現われている。

「私たちが雑誌やネットで目にするセックス(記事)は、本物の関係による本物の体験はほとんどありません。(当番組では)人間の営みの本質的な部分について、正直に話せることを嬉しく思っています」

 初回には2組のカップルと1組のゲイカップルが登場し、ボックス内に順番に誘われていく様子を、パネリストたちはゆったりとソファーに座り、足を組みながら眺める。まるで教養番組さながらの雰囲気だが、情事を終えて箱から出てきた男女に投げ掛けられる言葉は普通ではない。

「もし気に障らなければ、(ボックスの中で)どんなセックスをしたか教えてもらえますか」(パネリスト)

 番組初回とあって、さすがにカップルたちはお互いに顔を見つめ合って口ごもる。続いて、では何をしたんですか、という問いかけ。

 男性は、「当たり前のこと。まずはもちろん服を脱ぎました……それから少し前戯をしました」。女性も頷く。

「それから開始したんです」と続ける男性に対して、パネリストは、何を開始したの、と真面目な顔で問う。

「もちろんセックスですよ」というが男性の緊張はなかなか解けない。それもそのはず。カップルたちはヤラセではなく、一般から選ばれた“素人さん”だからだ。

 番組収録後、出演したカップルのうちの一人の男性・ディーン氏(21)が英紙ガーディアンの取材に答えている。

「ちょうどホリデーから戻ったばかりのことでした。レディング(英南部の都市)で買い物をしていた時に、『あなたたち幸せそう。カップルとその性生活を元にした番組をやっているんですが』と(番組関係者に)声を掛けられたんです」

 いざスタジオを訪うと約30分間、ボックス内でカップルの営みをするように命じられたという。ディーン氏がまずボックス内で行なったことは携帯にタイマーをセットすることだった。

 部屋の中に何があるのかについては、「答えてはいけない契約だった」というが、ディーン氏は「洗浄用具、コンドーム、ティッシュ、(何か問題が生じた際の)緊急スイッチが用意されていた」と明かした。ちなみにシャワーなどはなかったという。

※週刊ポスト2013年10月25日号

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