芸能

KAT-TUN田中解雇 ジャニーズ他グループファンは何を思う

 ジャニーズ事務所は10月9日に、刺青を入れたことや飲食店経営、女性問題、などを理由にKAT-TUNの田中聖(27)との契約を解除したと発表した。かつて赤西仁(29)が脱退し、5名となった同グループはこれで4名となった。KAT-TUNファンには残念な報せとなったが、他のジャニーズファンに田中の解雇問題はどう映っているのだろうか。

「ジャニーズだって真面目に頑張っている人たちがいるので、こういうニュースがジャニーズのイメージを落としてしまったら残念です。嵐はこういう話題に取り上げられることもなく、とても安心して応援できる。嵐のファンで本当に良かったですね」(53歳女性/嵐ファン)

「以前はKAT-TUN、NEWS、エイト(関ジャニ∞)の3つが『YOU&J』という合同ファンクラブだったんです。それが2012年に、それぞれがバラバラになって、その頃からNEWSもKAT-TUNも問題ばっかりになって悲しいです。エイトは、メンバーが脱退するような不祥事を起こしてほしくないし、起こさないと信じてます」(20歳女性/関ジャニ∞ファン)

 このように自分が応援するグループには不祥事がないことを祈るファンは多い。一方で、今回の事件を受けて田中への批判が集中すると、今度は田中のファンが他グループを批判する例も出現。こうしたファン同士のマナーの問題を指摘する者もいる。

「NEWSのファンは『パーナ』と呼ばれているのですが、以前パーナさんが問題を起こした(※注)ことで『パーナさん事件』『頭パーナさん』などとネットで揶揄されるようになりました。

 もちろん、あの事件については、自分もNEWSのファンとして恥ずかしいと思う。でも、すべてのジャニーズファンが世間知らずなわけではないんです。今回、聖(田中聖)のファンが他のグループを批判しているけど、ファン同士でののしり合うのは本当に恥ずかしいのでやめてほしいです」(25歳女性/NEWSファン)

 田中の脱退は、KAT-TUNファンだけでなく、ジャニーズファン全体に大きな影響を与えているようだ。

【※注】今年7月、NEWSの野外ライブが雨で中止、翌日に延期が決定したことで、地方から訪れた一部NEWSファンがパニックに陥った。Twitterを使って無料で泊めてくれる人を探したり、コンビニやスーパーに食糧の無償提供を求めるなどした。その流れで、「NEWSファンが拉致された」「ニセ警官が出現している」「レイプ魔がパーナさんを狙って動き出した」などのデマが多数飛び交う事態となり、「パーナさん事件」と呼ばれるようになった。

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン