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2013.10.24 15:59 週刊ポスト
女性向けAV 男優は色白ほっそりで笑顔爽やか韓流アイドル風
女性向けAVが密かなブームとなっているが、女性向けには男性向けとは異なる特徴がいくつもある。ここでは女性AVライターのアケミン氏に3例を挙げて解説してもらった(カギカッコ内はすべて氏のコメント)。
■男優は身近な優男
女性向けAV最大手SILK LABOのレーベル内で「エロメン三銃士」の一角を占める一徹やムーミンが典型だが、色白スレンダーで、笑顔の爽やかな韓流アイドルタイプの男優が多い。
「男性向けAVの有名男優といえば、加藤鷹さん、チョコボール向井さんのように、真っ黒に焼いた肌にマッチョな体型という人が中心。しかし、一般の女性の中にはそうした風貌の男性を怖いと感じる人が多いのです。それに対し、韓流アイドルタイプならば優しく愛してくれると思えます」
実際、体とソファの間に挟まった女性の髪の毛を気にかけてあげる、といった優しさを示すシーンもさりげなく挿入されている。
■「バードキス」が基本
非常にキスシーンが多いのも特徴だが、激しく舌を絡ませ、唾液を吸い合うような激しいキスではなく、ソフトなキスが中心だ。
「特に多用されるのが、女性が愛情を感じられる、小鳥がついばむようなバードキス(小鳥キス)です」
■ゴム装着シーンが必須
必ず描かれるのがコンドーム装着シーン。装着そのものが描かれなくても、使用していることを示すために空き袋が映されたりする。
「男性がゴムをつけてくれると、自分を大切にしてくれていると感じ、胸がキュンとなる女性が多いからです。ただし、装着シーンを挿入すると流れが途切れかねないので、片手で女優を愛撫しながら、空いている手で素早く装着する技術を男優は求められます」
※週刊ポスト2013年10月25日号