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2013.10.27 15:59  週刊ポスト

女性監督が撮るAV 唯一男性監督に白旗を上げる分野とは?

 女性による女性向けAVはかなりエロい。しかし一方で、女性監督が撮る男性向けAVも「どエロ」と話題なのだ。頻繁に作品をリリースし、多くの男性ユーザーから支持される2 人の女性監督に話を聞いた。

「初めて会った人には決まって『セックスが好きだからAV監督になったんですか?』『めちゃくちゃエロいんですよね?』と聞かれます。セックスは嫌いじゃありませんけど、だからってワケじゃない(笑い)」

 そう話すのは、女性AV監督のペヤンヌマキ(監督名はペヤングマキ)氏(37)。大学卒業後、AV制作会社に入社。2004年に監督として独立し、現在は月に1本のペースで作品を量産し続けている。

 劇団「ブス会*」も主宰し、最近、自伝的エッセイ『たたかえ!ブス魂』(KKベストセラーズ刊)を出版。活動ジャンルも幅広い敏腕監督だ。一見、知的な淑女のような雰囲気を漂わせるペヤンヌ氏だが、“エロ”に対するこだわりは強い。

「私がAV業界に入ったのは、人間ドキュメンタリーに興味があったから。人間を追った先にセックスがあるのは自然。そんなリアルな世界のセックスに興味があった。

 しかし、リアルを追い求めすぎると抜けない。現実にはありえないようなファンタジー性も盛り込まないと商業ベースには乗りにくいんです。

 とはいえ、男目線のファンタジー一辺倒には私自身興味がない。だから私の場合、リアルとファンタジーの境界線、そこを狙った作品づくりをしています」

 女性というハンデはなさそうだが、「これだけは真似できない」と男性監督に白旗を上げる分野がある。ハメ撮りだ。

「監督として男性目線の“ハメ撮り”ができれば、よりプライベートな生々しさが出せますけど、私にはそれができない。

 昔はこのことで葛藤しましたが、私は見た目通り地味で存在感がないので、私がカメラを回していても、男優と女優が撮影されていることを意識せず、セックスに集中できるみたいです。ハメ撮りとはまた違ったプライベート感が撮れると思います」

※週刊ポスト2013年10月25日号

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